誰も知らない南の島

いつか南の島にいきたい

ギャングズ・オブ・ニューヨーク

2005年07月31日 | Weblog
アビエーターは決して悪くなかった。
ただ、ギャングズで受けたほどの衝撃を受けることは無かった。
ロメオとジュリエット、タイタニック、ギャングズは驚きの連続だったが、邦画の 血と骨 と ぱっちぎ にもギャングズの系譜に連なる映画としての何かがある。叙事詩的な映画といってもいい。

BS2で寅さんが始まる  

2005年07月29日 | Weblog
BS2ならデジタルではなくアナログで見たいが、残念ながら現在の私のテレビではデジタル放送でしかみられない。ハイビジョンで放送してくれたら、上映時と変わらない寅さんがみられるのに。

寅さんの魅力のひとつは口跡にあります。
口跡では、この間無くなった松村さんも負けてはいません。
中央と法政の語り口の真剣勝負でした。

なお、参議院の寅さんこと元総務大臣の片山虎之助氏は山田監督と同窓です。

砂の器     その2

2005年07月07日 | Weblog
日本人の原風景は、こんなにも美しいものだった。
たしかに天に届く棚田は、教えられなくとも美しい。
美しい風景は、しかし、楽な暮らしと徹底的に矛盾する。
誰も棚田を耕作しようとは考えない。
映画 砂の器 は、そんなことを忘れさせてくれる。
ひたすらに美しい日本の風景の感傷を旅すればよい。
だれが風景を殺したの。私が。
そう言い切れる男たちがかって、この国に生きていた。





百一匹わんちゃん大行進    アニメ版限定

2005年07月06日 | Weblog
これで、犬が好きになってしまった。
悪役の女の人のキャラクターが、物凄く印象に残っている。
今にして思えば、犬たちが食べていた不思議な食べ物はスパゲッティかはたまたパスタか。
いずれにしても日本初上映の当時の私には極端に縁遠い食べ物だった。

はたと気づいたが、後年麺 パスタ 好きになったのは、この映画のお陰かもしれない。

マスク

2005年07月05日 | Weblog
コメディーでありながら、どこかでコメディーを超えている。
キャリーの魅力は、ひょとすると、マスクの力かもしれない。
人は、誰であろうとも、いつかどこかで、マスクを手にする。
ただ手にしたマスクを使う勇気を持つことができるかどうか。
実力もなくマスクを被れば魔力に溺れ破滅へと向かうだろう。