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試写会、ラブコメ、B級アクション、ゲイムービーが好き。

プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ 宿命

2013-06-13 23:15:37 | movie
【The Place Beyond the Pines】

【2012年】  アメリカ


数々の映画祭で高い評価を得た『ブルーバレンタイン』のデレク・シアンフランス監督とライアン・ゴズリングが再タッグを果たした人間ドラマ。妻子を養うため犯罪に手を染めるバイクレーサーと彼を追う野心的な警官をめぐる因果が、15年後の彼らの息子たちへと世代を超えて引き継がれていくさまが描かれる。


アジアンクィア映画祭の間に観たので詳細を忘れかけてる……ヤバい


              

             ≪こんなお話≫




天才ライダーのルーク(ライアン・ゴズリング)は移動遊園地でバイクショーを行う刹那的な日々を送っていたある日、元恋人ロミーナ(エヴァ・メンデス)と再会。彼女がルークとの子どもを内緒で生んでいたことを知ると、二人の生活のためにバイクテクニックを生かして銀行強盗をするようになる。ある日銀行を襲撃したルークは逃走する際、昇進を目指す野心的な新米警官エイヴリー(ブラッドリー・クーパー)に追い込まれるが……。




いろいろなところに書かれているとおり、3つの部分に分かれている。


ルークのお話。
エイブリーのお話。
そして15年後、ふたりの息子たちのお話。


初っ端ルーク(ライアン・ゴズリング)の登場シーンがかっこよすぎ

ここだけで観てよかったと思えちゃう

彼はケージの中でのバイクショーをみせるライダー
 

そういえばこのショー、以前、上海雑技団で観たことがあった。
そのときほかのプログラムはみんな若者だったけど、これはベテランがやっていて、
どれだけ難しいのか!!!!!とそのとき思ったのだった。

そんな人間業とも思えないバイクの技術を持っているルークが、ショーのために再び訪れた町で以前の恋人(といっても巡業中に付き合ってただけだと思うのだが)を訪ねると、彼女には生まれたばかりの息子がいた。 


ルークはロミーナと息子と一緒に暮らそうとするのだが
 

彼女には、息子の父親になってくれて、家も持っている優しい、新しい恋人がいて


息子の洗礼式を陰から見ながら涙を流すルークに思わず涙

寂しい目をしたライアン・ゴズリングがとにかくよすぎ

ルークはお金を作るために銀行強盗を決意する。
                             バンダナも似合いすぎ
そんな手段しか取れないルークが切なくて……孤独感がひしひしと伝わってくる。



終わりが来るのは明らかで……


ルークを追う警官がエイブリー(ブラッドリー・クーパー)

エイブリーの父は高名な判事で、彼はそんな父への反発心から、ロースクール卒業後に地元の警察官になったのだが、
初めての大きな事件で、ルークを射殺してしまい、また、地元の悪徳警官の手引きをしてしまったことで、


ルークの事件の捜査ミスをかくすため司法取引をして、
検事に転身する。

悩める新人警官役のブラッドリー・クーパーは静かに傷ついてゆく。
好演しているのだが、私としては若作り??がちょっと残念だったのだ。

というか、ブラッドリー・クーパーであることを忘れさせているところがすごい。
一方、ライアン・ゴズリングは彼のはまり役だものね。



エイブリーはその罪悪感を引きずったまま、それを振り払うかのように仕事に没頭し……15年が経過する。



両親の離婚で母親に引き取られていたエイブリー・ジュニアだが、手に負えないといわれ、エイブリーの元にやってきて、
ルークの息子のジェイソンと同じ学校に転校してくる。

左がA.J  右がジェイソン
裕福で何不自由ない生活を送っているが、両親の愛情を感じられないA.J
母も養父も愛してくれているが、実の父を求めるジェイソン
そんなふたりはすぐに友達になるが…

ジェイソンはエイブリーが実父を射殺したと知って……


ジェイソンのデイン・デハーンは第2のディカプリオとか言われていて注目株!!大作への出演が目白押し
 


A.Jはエモリー・コーエン
 
救いようのないほど性悪な子供の役を好演してましたほんとにヤなやつだった






撮影時もうふたりはリアルカップルだったけど、そんなにお似合いには見えないんですけど……
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