ジェロニモ 愛と灼熱のリズム

【Geronimo】

【2014年】　　フランス

フランス映画祭2本目は『ジェロニモ　愛と灼熱のリズム』です。


上映後にトニー・ガトリフ監督のQ&Aがありました。
監督さんは「ガッジョ・ディーロ」「愛より強い旅」のロマン・デュリスが大好きで、
第二のロマン・デュリスを探しているとか。

トニー・ガトリフ監督




　　　　　　　　　　　　　　　≪こんなお話≫




30歳の女性ジェロニモは、南フランスの町で、問題のある少年少女の指導をしている。ある日、家族から結婚を強制されそうになったトルコ系の16歳の少女ニルは、ジプシーの恋人ラッキーの元へと逃れる。ふたりの駆け落ちは、それぞれの家族を対立させ、地区を巻き込んだ争いに発展する。ニルはダンサーの兄からの攻撃を恐れて姿を隠す。ジェロニモは、この地域の少年少女の指導に携わっている立場から、何とか事態を収拾させ不毛な争いを止めようと力を尽くすが...。


トニー・ガトリフ流『ロミオとジュリエット』☓『ウエスト•サイド•ストーリー』！

　　　　　　　　～映画祭公式ホームページより～



ストーリーは確かに『ロミオとジュリエット』☓『ウエスト•サイド•ストーリー』
でも、主役は「ジェロニモ(セリーヌ・サレット)」。彼女はロマ族の子供たちの生活指導員。




若い二人が駆け落ちしてしまい…


怒ったニルの兄のファジルの仲間たち(トルコ系移民の家族)がロマ族の住む地域にのりこんできて…

左がファジル



監督さんのお話によると
ダンスは暴力の描写の代わりに使ったとのこと。




トルコ系移民とかロマ族とかの知識があまりなかったのでとても興味深く、面白かったです。