欲望のバージニア

【LAWLESS】

禁酒法時代の米バージニア州を舞台に、密造酒ビジネスで名を馳せた実在の伝説的アウトロー３兄弟と悪徳取締官の壮絶な抗争を描いた犯罪ドラマ。原作は３兄弟の末っ子の孫マット・ボンデュラントが書いた同名小説。出演は３兄弟役にジェイソン・クラーク、トム・ハーディ、シャイア・ラブーフ、対する取締官役にガイ・ピアース。共演にゲイリー・オールドマン、ジェシカ・チャステイン、ミア・ワシコウスカ。監督は「ザ・ロード」のジョン・ヒルコート。

『欲望のバージニア』です。　



7月初めに観てました。


　　　　　　　　

　　　　　　　　≪こんなお話≫



1931年、バージニア州フランクリン。そこは、禁酒法時代にあって、酒の密造がもっとも盛んな街のひとつ。そんな無法の街で密造酒ビジネスを手がけるのが、ハワードとフォレストのボンデュラント兄弟。２人の弟で末っ子のジャックは牧師の娘バーサにご執心で、自分も早く大きな商売をしたいと野心を燃やしていた。一方、都会から流れてきた謎めいた女マギーが街に現われ、兄弟が経営する酒場で働き始める。そんな中、新たな取締官レイクスがフランクリンに赴任。すると彼は着任早々、密造酒業者に対して高額な賄賂を要求、従わない者には容赦のない制裁を行っていく。同じようにボンデュラント兄弟にも賄賂を要求するフランクリンに対し、決然とこれ拒否をするフォレストだったが…。



　
ボンデュラント3兄弟
兄弟の中での問題児が末っ子のジャック(シャイア・ラブーフ)
小心者なのに野心だけは人一倍！！
気が弱いのに怖いもの知らず！！


バーサ(ミア・ワシコウスカ)に会いに教会に入り込んでみたり、
ビジネスを広げることに反対している兄たちには内緒で州境を越えてビジネスをしようとしたり、
ギャングのボスに会おうとしたり
後先も考えずにむちゃをするので、とても悪い予感。


ちょこっと出てくるだけのギャングのボスはゲイリー・オールドマン


そんなジャックの唯一の友達がクリケット(デイン・デハーン)

今年もっとも注目の若手『リンカーン』や『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ』などにも出演　


悪徳取締官のレイクスの犠牲になってしまって、そのシーンは思わず涙

ガイ・ピアースの気味悪さは今でも印象に残っている！！
残酷さが際立っている


次男のフォレストは地元で『不死身の男』と評判で、密造酒ビジネスをしているものの、賄賂を要求されてもきっぱりと断ることができる、気骨のある男。
男が惚れちゃう男

私はこのフォレストにあんまりカリスマ性を感じることができなかったちょっと残念…
過去のある寂しい女マギーとの関係の不器用さがとっても好印象

ジェシカ・チャスティンはさすがの演技。上手いよね…。