ベジャール、そしてバレエはつづく

モーリス・ベジャール・バレエ団の新時代の幕開けに迫る感動のドキュメンタリー

「ベジャール、そしてバレエはつづく」を見ました。





　　　　　　

　　　　　　　　≪こんなお話≫




　　ベジャールの後継者ジル・ロマンが率いるバレエ団の過酷な挑戦


ベジャールが進み続けたのは、誰も前を歩かぬ道。一方、彼の後ろには、続く者たちがいる。バレエ団の40人のダンサーたちだ。その先頭に立つのが、ベジャールの後継者ジル・ロマン。

ロマンの行く道には、二つの大きな困難が待っていた。一つ目は、財源。バレエ団の本拠地ローザンヌ市は、3年間の助成金を約束したがその先は未定だ。ダンサーたちの未来とベジャールの遺産を守るためには、伝説の師と同じクオリティの公演を維持しなければならない。もうひとつは、ロマンの振付作品を上演するというベジャールとの約束。それは、常に師と比べられるプレッシャーの中での自分との闘いだ。

カメラが追うのは、ロマンの初振付作品「アリア」のワールド・プレミアまでの舞台裏。ロマンのプレッシャーは、ダンサーたちにものしかかる。苦悩と葛藤のなか、彼らは考え始める。「ベジャールならどうする？」問いかけるうちに、彼らは師の存在を強く感じる。スタジオに、舞台に、そして自分達の心と体に……。





ドキュメンタリーなので、バレエを観るよりも分かりやすいのではないかな。



私のベジャールといえば、「ボレロ」
10年ぐらい前にギエムの「ボレロ」を観たのを思い出しました。

このドキュメンタリーでも、ジョルジュ・ドンの「ボレロ」が少しだけれど、観られマス。






ジル・ロマンはベジャールがジョルジュ・ドンのために振付けた「アダージェット」を踊ることを許されたただ一人のダンサーなのだね。
その「アダージェット」の場面からこのドキュメンタリーは始まるのだ。



踊らないとこんな人








こちらはベジャールとジョルジュ・ドン