趣味は(古)本屋巡礼

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ポーの一族 ユニコーン

2018-06-09 | BOOKS
昨年の ポーの一族シリーズ最新作 「春の夢」 の連載は 大ニュースでした。

 

ですが、この最新作「ユニコーン」は大事件です!
衝撃でした。



ポーの一族といえば簡単に言ってしまえば、時を彷徨う吸血鬼バンパネラの物語です。
だから連載が終了してもラストエピソード「エディス」の前の時系列の物語であれば ミッシングリング的に描きつなぐことは可能です。
「春の夢」もそのようにして描かれた作品と思っていました。
ところが・・・

最新作「ユニコーン」の舞台は現代。
「エディス」で消息不明となったエドガーが2016年のミュウヘンに現れる。

体調が良くない、といいながら直射日光を避けるものの外見は全く変わらないエドガー

そしてエドガーが持つカバン


エドガーがあのガス爆発の火災から脱出できた理由とミュウヘンに現れた理由、その二つの理由は「春の夢」 にあります。
つまり、萩尾望都さんは「春の夢」を描いていた時からエドガーを現代に登場させようとしていたんです。

読み切りの集中連載ではない、ポーの一族の完全復活です(たぶん、そうであってほしい)。

そしてもう一つ復活するかもしれないものが。

続きが待ちきれないです。
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