昼食時間を挟んでの準決勝戦。
食後はAB両コートを挟んで、決勝戦の相手となりそうなチームと雪玉投げ合っての大騒ぎ。
葡萄隊ならば「昼休みおとなしくしていろ!!」との怒声が飛ぶところですが、今回は「選手の子ども達、コートへ入らないでください」と本部席からの注意が飛びます。
準決勝戦の相手はH丘クラブA。予選リーグで対戦したBチームとは基本戦力的には同じ。
高学年と低学年がミックスされています。
この準決勝戦が思わぬ展開となりました。
1セット目はフラッグを取って先制するものの、2セット目は3分間を戦い続け、残り人数勝負となり引き分け。
そして勝負は3セット目に縺れ込み、残り時間と残り人数が劣勢の中、苦戦の末にようやくフラッグを奪取。
薄氷の勝利でしたが、初出場(当たり前か・・・)で初の決勝戦へ進出を決めました。
三位決定戦を挟んでの決勝戦の相手は、読売中日戦士。
どのようなチームかというと・・・超鷲軍のエースだった子を筆頭に、爆弾組のキャッチャーや戦士隊のメンバーという、塩尻学童野球選抜チームという顔ぶれです。
今までの試合はというと雪玉がシェルターに当たったとしても”ボコッ”という音でしたが、六年生同士の戦いでエンジン全開ともなれば”バンッ”という音とともにシェルターが破壊されるほどの威力となります。
試合の展開は1セット目は桔梗ブリザードがフラッグを奪い取り先制。
2セット目は3分間フルに戦い、残人数勝負に縺れ込み、小差での負け。
そして、運命の3セット目。
両チーム様子見のこう着状態から、桔梗ブリザードは再三再四、相手のフラッグへと接近するものの、あと一タイミング合わずに撃沈。
残り時間も少なくなるとともに残り人数も少なくなり、最後は”突撃”へと・・・
うーん、残念でしたが準優勝に終わってしまいました。
それでも、楽しく過ごせた冬の一日でした。
表彰式ではチーム全員にメダルが渡され、その後、本当ならば”優勝”のご褒美だったはずのラーメンを監督におごっていただき、大満足だったようです。
たかが雪合戦。
されど雪合戦。
相手を当てた時の快感とシェルターに隠れての緊張感のある攻防。
「もう一丁」のない、一発勝負。
緻密な作戦とチームワーク。
しかし、塩尻の大会はいつも準優勝止まり。これが運命なのでしょうか・・・