カツカレーとは、カレーライスとチキンカツを組み合わせた日本の料理です。チキンカツカツだけではなく、豚カツ、牛カツ、メンチカツ、ハムカツなどなど、種類はいろいろあります。
「食べるものなら何でもフリーズドライにしちゃう」と噂されるアマノフーズですが、2017年に初めて発売されたチキンカツカレー。カツカレーをそのままフリーズドライにしたものであり、登場と同時に話題になり、2018年の限定再販売時にはあっという間に完売しています。
そして、いろいろと話題の2020年夏。限定約2万食で2度目の再販売となりました（現在はこのチキンカツカレーは販売されていません）。「限定」とか「残りわずか」という、うたい文句に弱い私としては入手は必須ということで、入手しました。2020年バージョンは2食入り1400円（1食700円）。スーパーなどで安いものであれば100円くらいでレトルトカレーが売られています。ただし、カツカレーですから。
「漢の挑戦シリーズ･実は挑戦していた」編です。
ちなみに、フリーズドライ（freeze drying）とは、「真空凍結乾燥技術」のことであり、具体的には、「水分を含んだ食品や食品原料をマイナス30 ℃程度で急速に凍結し、さらに減圧して真空状態で水分を昇華させて乾燥させること」です。
もう少し簡単に説明しますと、「水は圧力が低い状態だと温度にかかわらず気体となるので、食品が凍っている状態で十分に圧力を下げると、食品中の水分が固体（氷）から直接気体（水蒸気）に変化して、食品の表面から外部へ逃げていくため、食品中の水分だけを簡単に取り除くことができ、乾燥させることができる」というものです。日本の高野豆腐や寒天だと思っていただいてもいいかも知れません。
1950年代に軍用の携行食の軽量化を目的に本格的な研究が開始され、現在ではインスタントコーヒーやカップラーメンなどのインスタント食品を始めとして、宇宙食や非常食、登山などのアウトドア用の食料、軍隊などの携行食として広く用いられています。
さて、フリーズドライ食品としての定番は「おみそ汁」や「スープ」などです。お湯をかけるだけで、簡単に出来る手軽さがいいです。さらに、最近は「なすの煮浸し」や「ひじきの煮物」などの、おかずまで商品化されています。
正直、これにお湯をかけたらチキンカツカレーになることが信じられませんが、「値段が（1つ）700円と重量に反比例してお高い」一品です。
作り方はフリーズドライ食品だけあって超簡単。フリーズドライのかたまりを大きめの器に入れて、お湯を140ml注ぐだけです。
早速、お湯を注ぐと、あら不思議、カツが登場。そのままカツを崩さないように、とろみがつくまで軽く混ぜると、約60秒後にカレーの香りとともにできあがり。このときに、お湯の注ぎすぎに注意をしなければ、お湯が多すぎると味が薄くなりますし、少ないと濃いくなります。でも、そこは多少の好みもあると思いますが、あまりにもお湯が多く、味が薄くなってしまった場合には、取り返しのつかない状態になりかねないのですから、要注意です。
短時間で簡単にでき上るのがフリーズドライのいいところですが、問題は「値段が（1つ）700円と美味しさに比例」するかどうかです。
ご飯は付属していませんので、別に準備する必要があります。
肝心の味の方ですが、お湯をかけたのにカツの衣にはサクサク感があり、衣に包まれた鶏肉は柔らかい。カレールーには程よい甘み、コクとスパイシーさの三重奏（あくまでも個人の感想です）、ルーはさらりとした質感です。
フリーズドライ技術がここまで進化（？）していること自体が驚きです。ちなみにカロリーは1食283kcalです。
今日も、私のブログにお越しいただいてありがとうございます。
今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。
