桜が背中を押してくれるね / 長野将也

私が2024年も使っている「2024 名言･格言 日めくりカレンダー」の3月24日 日曜日の言葉です（順不同で登場するだけですので、日付などには意味はありません）。


説明には、

4月から新社会人として働くため違う県に転居しました。不安や緊張で少し憂鬱な日々を送っていましたが3週間ほどたつと、桜が咲いたのです。思わず写真を撮り、姉に送ったときにこの言葉を言われました。桜は毎年新たな門出を迎える人たちを出迎え、私たちに花道をつくってくれているのだと思いました。

と書かれています。

春は新生活がスタートしていく方が多い季節。

いままで生まれ育った場所から離れて、一人暮らしを始める方もいらっしゃると思います。初めての場所で知り合いもほとんどおらず、文字どおり新生活のスタート。

私は学生時代にはほとんど経験はないものの、それでも不安や緊張はありました。

ただ、自分をまったく知られていないなかですから、自分を変えられるチャンスでもありますよね。でも、なかなかそうはできないかも知れませんけど、自分が故郷で見た桜と同じ花を咲かせる桜を見れば、故郷にいて応援してくれている方が一緒に応援してくれるように感じられるかも知れません（そもそも、ソメイヨシノは同じDNAを持っていますからね）。

桜は咲くころに新しい自分を出迎えてくれて、満開で花道をつくって応援してくれて、桜が降るころに力強く送り出してくれる。

たとえ途中で困難に負けそうになって立ち止まったとしても、また、次の桜のときに最初のころの気持ちを思い出してリ･スタートする。

日本人が桜が好きなのはそんなところもあるのではないかな･･･と思ったりします。

本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。

今日という日がみなさまにとって、よい一日になりますように。

また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。