先日、日本プロ野球機構(NPB)から、今日、11月15日に開催される12球団合同トライアウトに向けて参加申し込みがあった選手のリストが発表されました。
【投手=28人】
信楽晃史(26=千葉ロッテマリーンズ)
金森敬之(32=千葉ロッテマリーンズ)
瀬川隼郎(31=北海道日本ハムファイターズ)
中島彰吾(25=東京ヤクルトスワローズ)
ラファエル・フェルナンデス(31=元東京ヤクルトスワローズ)
野村亮介(24=中日ドラゴンズ)
武藤祐太(28=中日ドラゴンズ)
金子丈(24=中日ドラゴンズ)
岸本淳希(21=中日ドラゴンズ)
塚田貴之(24=オリックスバファローズ)
高木伴(27=オリックスバファローズ)
片山博視(30=東北楽天ゴールデンイーグルス)
加藤正志(28=元東北楽天ゴールデンイーグルス)
小林寛(28=横浜DeNAベイスターズ)
林昌範(34=横浜DeNAベイスターズ)
柿田裕太(25=横浜DeNAベイスターズ)
乾真大(29=読売ジャイアンツ)
土田瑞起(27=読売ジャイアンツ)
長江翔太(26=元読売ジャイアンツ)
田面巧二郎(26=阪神タイガース)
岩本輝(25=元阪神タイガース)
西村憲(32=元阪神タイガース)
星野大地(24=福岡ソフトバンクホークス)
坂田将人(24=福岡ソフトバンクホークス)
東方伸友(22=福岡ソフトバンクホークス)
巽真悟(29=元福岡ソフトバンクホークス)
大隣憲司(33=福岡ソフトバンクホークス)
【捕手=5人】
多田大輔(21=広島東洋カープ)
中村亘佑(26=広島東洋カープ)
寺島寛大(25=千葉ロッテマリーンズ)
赤松幸輔(25=オリックス)
松崎啄也(25=読売ジャイアンツ)
【内野手=7人】
猪本健太郎(27=千葉ロッテマリーンズ)
岩崎達郎(33=中日ドラゴンズ)
奥浪鏡(22=オリックス)
木村昇吾(37=埼玉西武ライオンズ)
山崎憲晴(30=横浜DeNAベイスターズ)
川相拓也(27=読売ジャイアンツ)
坂口真規(27=読売ジャイアンツ)
【外野手=13人】
脇本直人(21=千葉ロッテマリーンズ)
菅原祥太(24=千葉ロッテマリーンズ)
宇佐美塁大(23=北海道日本ハムファイターズ)
榎本葵(25=東京ヤクルトスワローズ)
原泉(25=東京ヤクルトスワローズ)
飯原誉士(34=東京ヤクルトスワローズ)
赤坂和幸(28=中日ドラゴンズ)
古本武尊(26=中日ドラゴンズ)
金子将太(21=元福岡ソフトバンクホークス)
田代将太郎(27=埼玉西武ライオンズ)
福田将儀(25=東北楽天ゴールデンイーグルス)
北川倫太郎(24=東北楽天ゴールデンイーグルス)
松本啓二朗(31=横浜DeNAベイスターズ)
高橋洸(24=読売ジャイアンツ)
2016年は113人が自由契約となり、現役続行希望選手と元プロ野球選手で復帰希望選手の中で12球団合同トライアウトに参加したのが65人でした。
今さらな話ですが、このトライアウトで再契約を掴んだ選手は極めて少ないのです。
昨年、トライアウトから唯一合格したのは元;東北楽天ゴールデンイーグルスの榎本葵選手(現;東京ヤクルトスワローズ)です。2010年ドラフト4位指名でイーグルス入りした榎本選手は、2012年に1軍デビューを果たしたものの定着せず。2016年は育成選手として再出発し、二軍で60試合に出場、打率.287、ホームラン1本、16打点の成績でした。スワローズが手薄な左の代打候補・守備要員として期待され、今年の開幕戦に4人の「元戦力外選手」が揃って開幕ベンチを果たした(坂口智隆選手、鵜久森淳志選手、大松尚逸選手、榎本葵選手)とヤクルト再生工場で期待されたものの、2年連続で戦力外通告を受けてしまいました。
他にトライアウト受験せずに移籍先が決まった選手として、東京ヤクルトスワローズから戦力外となった田中浩康選手が横浜DeNAベイスターズと契約、福岡ソフトバンクホークスから戦力外となった細川亨選手は、東北楽天イーグルスと契約し、それぞれチームの躍進に貢献しました。
また、福岡ソフトバンクホークスから戦力外になった柳瀬明宏選手は阪神タイガース、東北楽天ゴールデンイーグルスを戦力外になった岩崎達郎選手は中日ドラゴンズで育成契約しました。岩崎選手はシーズン中に支配下契約となりましたが、両選手共に2年連続の戦力外通告となっています。
年々、トライアウトで再契約を勝ち取ることが難しくなってきています。狭き門であることを承知の上で、覚悟の上で受験し、ギリギリの状況から再契約にこぎつける選手、社会人野球や独立リーグなどで野球を続ける道を選択する選手、さらに野球人としての区切りをつける選手など、人生の岐路に立たされた選手たちの第二のドラフトだと思います。
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まっくろくろすけ

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