GHCヘビー級王者･清宮海斗選手が天才･丸藤正道選手超えを果たしました。
(プロレスリング･ノア Twitterより)
序盤は、左足への集中攻撃に苦しみ、さらに左腕も徹底的に痛めつけられました。前哨戦でギブアップを奪われたパーフェクト・キーロックにも捕まったが、なんとかロープに逃れたりという、丸藤選手の多彩な技に苦しみますが、一瞬の判断で繰り出すドロップキックで、何度も流れを変えました。最後は、旋回式キックを丸藤選手の後頭部に見舞い、タイガースープレックスで3カウントを奪い、3度目の防衛を果たした。
また、デビュー25周年を迎えた田中稔選手が、GHCジュニア王座を初めて奪取し、国内主要団体のジュニア王座総なめの快挙を達成しました。新日本のIWGPジュニア、全日本の世界ジュニア、W-1のクルーザー級王座、ゼロワンのインターナショナル・ジュニアヘビー級王座、FMW認定ジュニアヘビー級王座と獲得。最後に残ったノアの王座を手に入れました。
田中選手はメジャー3団体のジュニア王座を制圧して「新日、全日、ノア、W-1、ゼロワン、FMW…全部のジュニアを取ったぞ。次は現IWGPジュニア、世界ジュニア王者と勝負に出る」と宣言しました。
2月からリデットエンターテインメント社がオーナー企業となり、この日から2000年の旗揚げ以来続いたノアの象徴だったマットの色が緑から白に、ロゴマークとテーマ曲は一新された、新生･箱舟の出航の日。
大会冒頭では創設者の三沢光晴さんの映像と「三沢さんが安心して見届けてくれるようなプロレスを目指します」とのアナウンスが流れ、大会終了後には「三沢さん、新たな船出が始まってもあなたの勇姿は永遠に我々の胸に生き続けます」との趣旨の英文が入った緑色のテープが場内に噴射される演出もあり、今までの航路と同時に、新しい航路を目指すとのことです。
これから先、方舟はどのような新しい風景を見せてくれるのでしょうか。
第8試合 GHCヘビー級選手権試合
王者〇清宮海斗 vs. 挑戦者✖丸藤正道
（第32代選手権者・清宮海斗選手の3度目の防衛戦）
32分28秒 タイガースープレックスホールド ※第32代選手権王者が3度目の防衛に成功
第7試合 GHCタッグ選手権試合
王者 〇中嶋勝彦選手 & 潮﨑豪選手組 vs. 挑戦者✖マサ北宮選手 & エディ・エドワーズ選手組
（第49代選手権者チーム・中嶋勝彦選手 & 潮﨑豪選手組の初防衛戦）
21分0秒 ヴァーティカルスパイク→片エビ固め ※第49代選手権者チームが初防衛に成功
第6試合 GHCジュニア・ヘビー級選手権試合
王者✖原田大輔選手 vs. 挑戦者 〇田中稔選手
（第38代選手権者・原田大輔選手の2度目の防衛戦）
21分36秒FIRE BALLスプラッシュ→片エビ固め ※第38代王者が二度目の防衛に失敗。田中稔選手が第39代王者となる。
第5試合 GHCジュニア・ヘビー級タッグ選手権試合
王者 〇小川良成選手 & 鈴木鼓太郎選手組 vs. 挑戦者 タダスケ選手 & ✖HAYATA選手組
（第36代選手権者チーム・小川良成選手 & 鈴木鼓太郎選手組の初防衛戦）
11分36秒 足4の字固め ※第36代王者が初防衛に成功
第4試合 シングルマッチ
〇杉浦貴選手 vs. ✖KAZMA SAKAMOTO選手
8分01秒 フロントネックロック→レフェリーストップ
第3試合 6人タッグマッチ
齋藤彰俊選手 & 〇越中詩郎選手 & 井上雅央選手組 vs. モハメド ヨネ選手 & クワイエット・ストーム選手 & ✖長井満也選手組
7分18秒 ダイビングヒップアタック→片エビ固め
第2試合 稲村愛輝 猛進7番勝負第7戦
〇マイバッハ谷口選手 vs. ✖稲村愛輝選手
4分5秒 マイバッハボム・ツヴァイ→体固め
第1試合 8人タッグマッチ
〇拳王選手 & 大原はじめ選手 & 熊野準選手 & 岡田欣也選手組 vs. Hi69選手 & YO-HEY選手 & 諸橋晴也選手 & ✖宮脇純太選手
5分45秒 ダイビングフットスタンプ→片エビ固め
