FIFAランク18位(2月)ではあるものの、FIFAワールドカップにて過去19大会すべて本大会出場しており、さらに優勝回数は最多となる5度を記録している世界を代表するサッカー大国です。
つい、先日TVでやっていましたが、ブラジルの小学生の男の子の将来なりたい職業でも、もちろんサッカー選手というくらいのものです。
来年のワールドカップブラジル大会にはネイマール選手(サントス)、フッキ選手(ゼニト・サンクトペテルブルク)、オスカル選手(チェルシー)などのタレント揃いで、史上最多の優勝記録を伸ばそうとしています。
さて、昨日開幕した2013ワールド・ベースボール・クラッシック(WBC)においてもブラジル代表が出場しています。そのブラジル代表を率いるのは大リーグ・レッズの名遊撃手として一時代を築いたバリー・ラーキン監督。
選手の顔ぶれを見ますと日本野球に関係する選手が12人、MLBの選手はいないものの、米国野球が12人。戦力差はあると考えられますが、日本野球を知る選手が多いのは脅威でもあります。
また、WBC予選ではMLBの選手を揃えたパナマをアウェーで二度も破り、大番狂わせと言っては失礼かもしれませんが本大会に進出してきています。
昨夜の日本対ブラジル戦。
サッカーでの対戦ならば「日本は負けても仕方がない。だけど、どこまで戦ってくれるか。もし、勝ったら」というくらいのものです。
しかし、野球ともなれば「ブラジルに勝って当たり前」という感じで、軽く考えていたのではないでしょうか。
マスコミもファンも最大のライバルはキューバ。
チームとしてもそんな感じでどこかスキがあったのかも知れません。
それが、昨夜の試合展開にも繋がっていたように考えられます。
もちろん、日本代表を背負う、さらに三連覇が期待されているなどの重圧もあったに違いありません。
それよりも、ブラジル代表です。
今大会のメンバーがサッカー大国ブラジルにおける野球の伝道師となっていくことでしょう。
野球のカナリア軍団の今後が非常に楽しみです。