野球小僧

愛と誠 / 原作:梶原一騎・作画:ながやす巧

「愛と誠」は、原作:梶原一騎さん、作画:ながやす巧さんにより、1973年3・4合併号~1976年39号まで「週刊少年マガジン」(講談社)にて連載された漫画です。映画化、TVドラマ化、ラジオドラマ化などもされています。

当時、私は従姉妹が西城秀樹さんのファンであり、持っていた単行本を借りて読んでいた記憶があります。

信州の蓼科高原で、早乙女愛(さおとめ あい)が偶然出会った不良青年・太賀誠(たいが まこと)。

彼は幼い頃、愛の命を救ったときに大きな傷を負い、眉間に三日月キズが残り、そのことが原因で1年近い入院生活で同学年より一年遅れての進級となったことと、眉間のキズに対する負い目から粗暴な性格となり、やがては家庭不和となり両親が離婚。誠を残して蒸発し、以後、地元の不良のボスとしてケンカに明け暮れていた。

出会った愛はそのときの償いとして早乙女家が誠を身元引受人として、誠を東京の高校へ転入させ、更生させようとするがキズを負わされた誠の怒りは強く、逆に暴力で学園を支配しようとする。

しかし、愛の献身的な行為により、阻止されると誠は関東一の不良高校・花園実業高へと転校。愛、そして彼女を愛しる優等生・岩清水弘(いわしみず ひろし)も花園実業高へ転校する。

花園実業高では、支配する影の大番長・高原由紀(たかはら ゆき)、座王権太(ざおう ごんた)との対決、そして第3勢力の砂土谷峻(さどや しゅん)と対決する・・・。

というようなストーリーです。

1974年7月に公開された第1作は、主演・西城秀樹さん(大賀誠)、早乙女愛さん(早乙女愛)コンビで大ヒットし、続編二作品では大賀誠役が変わり、1975年3月公開の「続・愛と誠」では南条弘二さん、 1976年9月公開の「愛と誠・完結篇」では加納竜さんが演じています。

第2作では花園実業高の影の大番長・高原由紀を多岐川裕美さんが演じたり、第3作での新宿ヤング・マフィア「緋桜団」団長には、柴俊夫さんが演じていたりしています(第3作は豪華キャストです)。

1974年10月に東京12チャンネル(現:テレビ東京)でTVドラマ化され、愛役には当時15歳の池上季実子さんが選ばれています。なお、誠を演じた夏夕介さんは当時24歳でした。

2012年6月には「角川・東映版」で映画化され、主演は妻夫木聡さんと武井咲さんですが、こちらは、1970年代の日本歌謡曲のミュージカルナンバーやダンスを用いたミュージカル調の映画です。

不良少年の太賀誠、財閥令嬢の早乙女愛、二人の純愛を描いており、少年誌に連載された純愛物の先駆けとなり一世を風靡しました。ヒロイン・愛が幼き日の誠を回想して語った「白馬の騎士」や、その愛への報われない愛を貫く優等生・岩清水の名言(愛への手紙)「早乙女愛よ、岩清水弘は君のためなら死ねる!」などは当時の流行語にもなりました。

ちなみに、誠は信州・蓼科では「フーテン・タイガー」と異名をとっていました。

本日は、ただ単に「寅さん」の話題が続かなかったため、「愛と誠」を書いたのでした・・・。

本日も、私のブログにお越しいただいてありがとうございます。

今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。

その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。

それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。

また、明日、ここで、お会いしましょう。

コメント一覧

まっくろくろすけ
eco坊主さん、こんばんは。

コメントありがとうございます。

「君のためなら死ねる」とはいうものの、死んでしまったら元も子もないですよね。

正義のない、無駄な争いはするべきではないと思います。

「フーテン・タイガー」・・・本日は、寅さんの話が思いつきませんでしたので。
Unknown
おはようございます。

今では映画館で映画を全く観ない私が映画館へ行って観ていた映画の一つです。
早乙女愛さん(瀬戸口さとみさん)も好きでしたね~
山城新伍さん監督の映画に出る前ですけどね!!!

愛は平和ではない
愛は戦いである
武器の代わりが誠であるだけで・・・・    
でしたよね。しっかり覚えたものです。

フーテンの寅さんから「フーテン・タイガー」大笑いです。


みんなにありがとうと言える一日を過ごし
大切な人を守るために、本当の笑顔のために!
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