春 23回出場 47試合 25勝 22敗 0分 優勝; 1 準優勝; 1 ベスト4; 2 ベスト8; 6
夏 61回出場 99試合 37勝 62敗 0分 ベスト4; 3 ベスト8; 4
長崎県とは日本の九州西部に存在する県です。軍艦島の愛称で有名な長崎市の端島や軍港として栄えた佐世保市や九十九島をはじめ五島や壱岐・対馬など、島の数が日本の都道府県の中で1番多く、なんと1000近い971島が長崎県内に存在します(2位は鹿児島県の605、3位は北海道の508(北方領土の178を含む))。
県庁所在地の長崎市とは違ってあまり印象がなく、あのウィキペディアですら長崎県については長崎市よりも書くことが無いようです。
実は日本で唯一1つの県(佐賀県)としか隣接しない県です。海運では島原半島が熊本県、壱岐・対馬が福岡県と強く結びついているため、あまり気付かれていませんが。
【勝手に選んだご当地ソング】
♪ あなたひとりに かけた恋
愛の言葉を 信じたの
さがし さがし求めて
ひとり ひとりさまよえば
行けど切ない 石だたみ
ああ長崎は 今日も雨だった
(「長崎は今日も雨だった」 詞; 永田貴子 / 唄; 内山田洋とクール・ファイブ)
県内には海岸線からの距離が15km以上の地点はないらしい。しかし、離島の高校が環境面に恵まれないのは沖縄と同じようです。
長崎といえば国見サッカーだった頃もあったほど有名であり、「甲子園? それよりサッカーの結果は?」状態だった県民を2005年の夏に無名の清峰高が叩き起しました。
2005年夏に、完全に無名の公立校甲子園初出場にして同年春優勝校と前年夏準優勝校を破り、三回戦進出という快進撃を遂げたのです。
これを皮切りに清峰高は、2006年に春初出場準優勝、2009年にはついに春を制しました。長崎県勢春夏通じて初の甲子園制覇でした。
近年は清峰高、長崎日大高、海星高、佐世保実業高など古豪新興入り乱れての乱戦気味ですが、近年は創成館高の急成長が挙げられます。
数年前に経営母体が変わり、以降選抜に2度出場、夏は初出場の2015年に天理高(奈良)を下して甲子園初勝利を挙げています。
【選抜大会出場回数ランキング】
1 海星高 5回出場 7試合 2勝 5敗 0分 ベスト8; 1
2 佐世保工高 3回出場 5試合 2勝 3敗 0分 ベスト8; 1
3 清峰高 2回出場 10試合 9勝 1敗 0分 優勝; 1 準優勝; 1
3 諫早高 2回出場 4試合 2勝 2敗 0分 ベスト8; 2
3 長崎日大高 2回出場 4試合 2勝 2敗 0分 ベスト8; 1
3 長崎商高 2回出場 3試合 1勝 2敗 0分 ベスト8; 1
3 創成館高 2回出場 2試合 0勝 2敗 0分
8 長崎南山高 1回出場 4試合 3勝 1敗 0分 ベスト4; 1
8 長崎西高 1回出場 3試合 2勝 1敗 0分 ベスト4; 1
8 佐世保実高 1回出場 2試合 1勝 1敗 0分
8 波佐見高 1回出場 2試合 1勝 1敗 0分
8 瓊浦高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
【選抜大会勝利数ランキング】
1 清峰高 2回出場 10試合 9勝 1敗 0分 優勝; 1 準優勝; 1
2 長崎南山高 1回出場 4試合 3勝 1敗 0分 ベスト4; 1
3 長崎西高 1回出場 3試合 2勝 1敗 0分 ベスト4; 1
3 諫早高 2回出場 4試合 2勝 2敗 0分 ベスト8; 2
3 海星高 5回出場 7試合 2勝 5敗 0分 ベスト8; 1
3 佐世保工高 3回出場 5試合 2勝 3敗 0分 ベスト8; 1
3 長崎日大高 2回出場 4試合 2勝 2敗 0分 ベスト8; 1
8 長崎商高 2回出場 3試合 1勝 2敗 0分 ベスト8; 1
8 佐世保実高 1回出場 2試合 1勝 1敗 0分
8 波佐見高 1回出場 2試合 1勝 1敗 0分
【選手権大会出場回数ランキング】
1 海星高 17回出場 27試合 10勝 17敗 0分 ベスト4; 1
2 長崎日大高 9回出場 19試合 10勝 9敗 0分 ベスト4; 1 ベスト8; 1
3 長崎商高 7回出場 10試合 3勝 7敗 0分 ベスト4; 1 ベスト8; 1
4 佐世保実高 5回出場 7試合 2勝 5敗 0分
5 佐世保工高 4回出場 6試合 2勝 4敗 0分
6 清峰高 3回出場 7試合 4勝 3敗 0分
6 長崎西高 3回出場 4試合 0勝 4敗 0分
8 波佐見高 2回出場 4試合 2勝 2敗 0分 ベスト8; 1
8 瓊浦高 2回出場 2試合 0勝 2敗 0分
8 長崎南山高 2回出場 2試合 0勝 2敗 0分
8 諫早高 2回出場 2試合 0勝 2敗 0分
【選手権大会出場勝利数ランキング】
1 長崎日大高 9回出場 19試合 10勝 9敗 0分 ベスト4; 1 ベスト8; 1
1 海星高 17回出場 27試合 10勝 17敗 0分 ベスト4; 1
3 清峰高 3回出場 7試合 4勝 3敗 0分
4 長崎商高 7回出場 10試合 3勝 7敗 0分 ベスト4; 1 ベスト8; 1
4 長崎北陽台高 1回出場 4試合 3勝 1敗 0分 ベスト8; 1
6 波佐見高 2回出場 4試合 2勝 2敗 0分 ベスト8; 1
6 佐世保工高 4回出場 6試合 2勝 4敗 0分
6 佐世保実高 5回出場 7試合 2勝 5敗 0分
9 創成館高 1回出場 2試合 1勝 1敗 0分
10 長崎東高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
10 長崎西高 3回出場 4試合 0勝 4敗 0分
10 瓊浦高 2回出場 2試合 0勝 2敗 0分
10 長崎南山高 2回出場 2試合 0勝 2敗 0分
10 島原中央高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
10 小浜高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
10 諫早高 2回出場 2試合 0勝 2敗 0分
【長崎県出身者で打線を組んでみた】
一番 ⑨ 川島慶三 (佐世保実高/北海道日本ハムファイターズほか)
二番 ⑧ 本西厚博 (瓊浦高/阪急ブレーブスほか)
三番 ⑤ 堀幸一 (海星高/ロッテオリオンズ)
四番 ② 城島健司 (別府大付高/福岡ダイエーホークスほか)
五番 ⑦ 池辺巌 (海星高/大毎オリオンズほか)
六番 ③ 黒田一博 (佐世保商高/南海ホークスほか)
七番 D 村田善則 (佐世保実高/読売ジャイアンツ)
八番 ⑥ 平田勝男 (海星高/阪神タイガース)
九番 ④ 菊川昭二郎 (鎮西学院高/近鉄バファローズほか)
① 下柳剛 (瓊浦高/福岡ダイエーホークスほか)
城島健司さん(大分・別大付高)は佐世保の生まれで、佐世保市相浦町の実家の近くに「城島記念館」を建てています。中学生のころ、王貞治さんの指導を受けて感激し、のちに王監督率いる福岡ダイエーホークスへ入団。一流プレーヤーになり、メジャーリーガーにもなる、素晴らしい野球人生でした。2011年は阪神タイガースで、故障と戦いながらマスクをかぶり続けました。
長崎県からはタイガースと縁が深いようで、下柳剛さん(瓊浦高)は2003年から9年間、平田勝男さん(海星高)は1980年代から1990年代にかけて活躍したタイガースのショート。守備には定評がありました。他に、ロッテオリオンズから移籍した池辺豪さん(海星高)、オリックスブルーウェーヴから移籍した本西厚博さん(瓊浦高)もいます。
長崎県出身のプロ野球選手と言えば、忘れてはいけない「サッシー」こと酒井圭一さん(海星高)です。1976年の夏です。県大会3回戦で先頭バッターからの16連続を含む18三振を奪うと、甲子園でも5試合で40奪三振という快投を見せました。当時流行っていたネッシーにあやかり、サッシーと名づけられた速球派でした。
なお、ファーストの黒田一博さん(佐世保商高)は元広島東洋カープの黒田博樹さんのお父さんです。
ちなみに、下柳剛さん、本西厚博さんの出身校の瓊浦高は読めませんし、書けません。