一応、野球関係であるものについては、見過ごす訳にはいきません。
大塚食品ビタミン炭酸MATCHのCMです。
CMの話の前に、このMATCHですが、最初の販売は1996年7月に関西地区で先行販売され、1998年に全国販売された歴史ある(?)飲料です。
一時期、あまり見なかったというか、気にしなかったというかですが、失礼ながらまだ販売されていたのですね。
流行り廃りのある、この業界で20年近く生き残っているのには脱帽です。
さて、広瀬アリスさん、すずさん姉妹のCM。西野カナさんの「もしも運命の人がいるのなら」の曲も良いですよね。
「青春がないのも、青春だ」
(私は、こちらの「図書館」篇が好きです)
さて、このCMに絶妙なタイミングで「アウト!」をコールする主審。
ある意味、このCMのストーリ上の主役でもありますよね。
でも、この主審も「out!」なのですよね。
判る人は判ると思います。
軟式野球連盟の審判講習会でも注意がある内容です。
実は、このCMを観ていて、世の中では野球の審判はアウトのポーズで親指を立てると思っている人がいるのだろうと。
エドはるみさんの「ぐぅ~」じゃありません。
野球での正しいアウトポーズは、親指を立てるのではなく、じゃんけんのグーでなければいけないのです。
これは審判の公式ハンドブックにも、「アウトのイラストはグー、さらに右手で拳を作る」と記載されているのです。
実はアウトを示すジェスチャーとして、親指を立てていた時代があるのです。
古い話ですが、1940年代後半あたりから親指を立てるポーズが退場を示す合図と間違えやすいため、1950年代に入ると親指を立ててアウトとコールする人はいなくなったそうです。
そして、もう1つ。
「out!」ではなく「He is out (He's out)」なのです。
これは、たくさんいるプレーヤーの”誰が”アウトなのかをはっきりとさせるために「彼はアウトなのだよ」と判るようにコールしたのが始まりだとか、ではないとか。
このCMのジャッジですと、長野県軟式野球連盟の怖い技術部長に怒られてしまいます。
「He is out!」
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