「夜食は、ラーメン。最高です。
具は、白菜だけでいいんです。」
by イチロー
新潟県には2つの有名なご当地ラーメンがあります。
その1つの燕三条系ラーメンとは、新潟県の燕市・三条市を中心に食べられている背油濃しょうゆの極太ラーメンです。
昔流行った”背油チャッチャ系”ラーメンです。
ですが、確か「ラーメン発見伝」という本によれば、流行した”背油チャッチャ系”とはちょっと一線を画したラーメンだったと思います。確か使う背脂の種類が違っていたと思います。
特徴は
麺はうどんのような太麺
煮干しなどの魚介類の出汁が効いた、やや醤油味の濃いスープ
大量の豚の背油がかけられている
のです。
背油ラーメンの発祥は、燕市の「福来亭」という創業70年以上のお店で近所の工場への出前の際に要求された
① 力仕事が多く、高温での作業環境が多い工場労働者向けに塩辛いスープ(やや醤油味が濃い)
② 届けられた商品をすぐに食べることが出来ない不規則な労働時間であるため、時間が経っても伸びにい(極太麺)
③ 冷めにくく、また単にしょっぱいだけではないまろやかなスープ(背脂で覆う)
ラーメンを作ったということが始まりだそうです。
今では雪国ならではのラーメンという感じがします。
今朝は大雪。松本では18cm、諏訪は26cmの積雪だそうです(5時時点)。
冬にこのラーメンを食べながら、まだ見ぬ地を思いはせます。
