野球小僧

東海地区大学野球連盟 2018秋季岐阜県リーグ展望

2018年08月26日 00時15分00秒

大学野球の東海地区秋季岐阜学生リーグは8月26日に、KYBスタジアムで開幕します。

春季に2季連続13度目の優勝を果たした中部学院大を軸に、2位躍進の岐阜聖徳学園大、終盤まで優勝争いを演じた中京学院大、4位からの巻き返しを狙う朝日大、上位進出を狙う岐阜経済大と岐阜大が、秋の神宮へとつながる熱戦を繰り広げることになります。

岐阜県リーグは勝ち点制(1カード2勝で勝ち点1)の総当たり戦。上位2校が東海地区秋季選手権(10月19日～21日･長良川球場)に出場します。東海地区の上位2校が東海･北陸･愛知3連盟王座決定戦(10月27日～29日･浜松球場)に出場し、優勝校が明治神宮大会(11月9日から6日間･明治神宮球場)の出場権を得ます。

4年ぶりの神宮を目指す中部学院大は投打とも充実の戦力です。打線は今春最優秀選手の主将･高杯翼選手や主軸の武藤健司選手に加え、盗塁王の一番･藤本舜選手、ホームラン王の四番･広部就平選手の両一年生のさらなる活躍に注目です。春季最優秀投手に輝いた長身サブマリンのエース･若山蒼人選手を中心に、今春台頭した宮前遥選手や守護神･伊藤健太選手ら豊富な投手陣を武器に、激戦の岐阜県リーグでの優勝候補です。

春季2位の岐阜聖徳学園大をけん引するリードオフマンの主将･柴山貴斗選手は勝負強い打撃も注目です。投手陣は荒木開成選手、伊藤翔平選手ら下級生を経験豊富な滝瀬功大選手、三品翔選手らが支えます。

中京学院大の覇権奪還の鍵は、春季リーグ最多の5勝を挙げた絶対的エース･長島彰選手です。2番手以降の奮起と、好リードに期待の叺田本気選手、好打者･吉位翔伍選手ら下級生野手陣の援護も重要になります。

春季4位だった朝日大は右腕･葛谷拓巳選手、左腕･鈴木康平選手の両四年生を軸に多彩なタイプの下級生と投手陣は豊富です。藤田明宏監督の下、機動力を駆使した粘り強いつなぎの野球で、8季ぶりの優勝を目指します。

昨春優勝以降は低迷が続く岐阜経済大は、春季首位打者の主将･小浜優磨選手が引っ張ります。昨年から主力の佐藤謙次朗選手ら打撃陣が下級生中心の投手を助けたいところです。

岐阜大は10季ぶりの勝ち点を狙いたいところです。春季は1勝もできなかっただけにエース･松久保幸也選手や熊崎翔太選手らの投手陣を軸に、接戦をものにしたいところです。

秋季リーグの日程は次のとおりです。

2018年08月26日（日）KYBスタジアム
　10時00分　中部学院大学 vs. 岐阜大学
　12時40分　岐阜聖徳学園大学 vs. 岐阜経済大学

2018年08月27日（月）KYBスタジアム
　10時00分　岐阜経済大学 vs. 岐阜聖徳学園大学
　12時40分　岐阜大学 vs. 中部学院大学

2018年08月31日（金）KYBスタジアム
　09時00分　中部学院大学 vs. 岐阜経済大学
　11時40分　岐阜聖徳学園大学 vs. 朝日大学
　14時10分　中京学院大学 vs. 岐阜大学

2018年09月01日（土）長良川球場
　09時00分　朝日大学 vs. 岐阜聖徳学園大学
　11時40分　岐阜大学 vs. 中京学院大学
　14時10分　岐阜経済大学 vs. 中部学院大学

2018年09月08日（土）長良川球場
　10時00分　中京学院大学 vs. 岐阜経済大学
　12時40分　朝日大学 vs. 岐阜大学

2018年09月09日（日）長良川球場
　10時00分　岐阜大学 vs. 朝日大学
　12時40分　岐阜経済大学 vs. 中京学院大学