~FOOTBALLを通じた人間育成へのトライ~福岡西フットボールアカデミーの挑戦!

福岡市西エリアで活動している福岡西フットボールアカデミーのブログです。楽しい・熱中・本気を伝えれる・・・そんなブログに!

2020/9/26 九州ジュニア(U-11)サッカー大会 福岡県福岡地区ブロック大会決勝トーナメント決定!

2020-09-26 23:59:24 | 大会
9月26日(土)、西部運動公園にて5年生が挑戦している公式戦「新人戦」の決勝リーグが開催されました。

県大会(中央大会)の切符をかけたこのラウンド・・・・どのチームも白熱した試合を闘い抜きました!!


そしてこの日ベスト24からベスト8になり、県大会に出場するチームが出そろいました!準々決勝の組合せとともにコチラ↓↓





【結果】

◆1試合目 福岡西U-11 0-0 アビスパ福岡

◆2試合目 福岡西U-11 1-1 ZYG

◆3試合目 アビスパ福岡 0-0 ZYG

3チームが勝ち点2で並ぶも、総得点にて福岡西とZYGが上位となり、順位決定PK戦にて福岡西が3-1で勝利!

◆順位決定PK戦 福岡西U-11 3-1 ZYG


準々決勝進出!

県大会、初出場決定!!!





この日のテーマの1つに『やりきろう!』があった。

この決勝リーグの組合せが決まってオープンになってから・・・・たくさん時間があったわけではなかったが、これまでいろいろと積み上げてきたものもあったから、この短期間で何を準備し彼らに云い伝えれば効果的なのか・・・そのあたりが日々頭によぎる毎日。ご飯を食べているとき、車を運転しているとき、風呂に入っているとき、トイレの中(笑)、寝る前、夢の中(!?)、などなど、まぁけっこう考えていたね!笑wwww

あまりいろいろと云っても、難しいことを云っても・・・・それよりも分かりやすくシンプルなものを伝えれば~と思いながらも、ここだけは絶対に伝え続けなければというものもあってさ、まぁまぁ言葉を選びながら話を進めてみた。




ということで、試合前の集合写真。



声をかける。『ここからやりきろうや!』と変顔。

まだまだ全力で応えてくれる奴らがいっぱい。

白色にも黒色にも赤色にも青色にも、何色にも染まるカワイイ部分もふんだんに持ち合わせるU-11メンバー(笑)





前日には同じピッチで、6年生と紅白戦でちょこっと確認。『作戦』もさわり程度だけ説明し、あとは分かりやすいように面白おかしいネーミングだけ発表。



青山学院の陸上部監督、いつも作戦にネーミングをつける。苦笑いが出そうな名前もあるけど、わかりやすい、シンプル。これってけっこう大事なんよな・・・・・



風がかなり強かったけど、2試合ともこんな晴れ晴れした空。

やることを決めて、あとはやりきるのみ。迷うぐらいなら、まずやろう!・・・・と。






vsアビスパ

予想通り、かたいゲーム内容。最初は慌てて処理を誤る場面もあったけど、その後はみんな思い切ってプレー。もちろんピンチもたくさんあったけど、なんとか耐えて踏ん張って攻撃に転じる。チャンスも何度か作り、何かを起こす「雰囲気」を持ち始める。最後はこちらの土俵に上がってもらったゲーム内容に。チャンスはあったんやけどな~・・・・ゴールを奪えず終了。


vsZYG

大事な一戦だったけど、大事な一戦だからこそ、どうするか遠くからUPの様を眺めてみる。・・・・・あ~、、、、相変わらずのヤンチャぶり(苦笑)ココはそんなにすぐ変わらないところか~と心に思いながら、試合前の話をする。試合はなかなかのピンチの連続。相手FWのボールを収める力に大苦戦。後半はそこから思わずCBが手で抑え込んでしまい直接FKを与え・・・・素晴らしいシュートをくらい先制を許す。その後、いろいろと頑張ってみるものの、メンタルも落ち気味になり、「やりきろう」を忘れたようなプレーに終始。こりゃアカンかな・・・とも思ったけど、ある意味ココが乗り越えなくてはならないところの5年生だから、言葉をだいぶ選びながら(笑)、ピッチに投げかけてみる。幸いにもそれが功を奏したのか・・・・少し蘇り再出発。そして何度かチャンスを作った本当に最後の最後。最後のロスタイムで相手背後を取りドリブルシュートで同点ゴールをゲット!!!

首の皮一枚・・・・何とかつながった。




結果、最終的に順位決定PK戦を戦うことに。




ここでも少しタネを蒔き、仕掛けを埋め込む。

そやな~・・・・・このあと、5年生の後半、6年生と、そのときに芽が出て開花してくれればなと先を見越して種蒔き(笑)

何を蒔いたのか、どんな花が咲くかはお楽しみに!




コイツらなりに、県大会に行きたい!この強豪チーム相手に勝ちたい!もっと上手くなりたい!試合に出たい!そんな気持ちを持ちながら、一生懸命ふだんから取り組んでいる。

トラブルやいざこざ、言い争いはご愛嬌ご愛嬌!それでもコイツらなりに真剣に頑張っているし、まぁまぁの、サッカー以外のことも含めて厳しいことを云われ求め続けられている。

だからこそ、この公式戦の、より一層、真剣味が増すステージでしか、蒔けない種がある。





このPK、不思議と負ける気がしなかった。特に一人目が決めた時点で勝つことがわかった。相手がどうこうではなくて、どんなカタチになるかまではわからないけど、この勝負自体は絶対に勝つ・・・・ような気しかしなかった。





一心不乱にベンチから飛び出していく選手ら。それを後ろから見ていて、PKを勝ったことよりも、その走る様が何だかとても嬉しかった。





2試合を通して、GKは1人しか出場しなかった。サブGKの4年生はベンチから見守るしかない状況。

でもな、ラストシュートを決めたエースに走ることはせずに、真っ先に走り寄ったのは2試合をフル出場した5年生GKにやった。

同じポジションとして、いろいろと苦悩するところは一緒。その大変さもわかっている・・・・からこそのGKへの駆け寄りやったんかな。

だからこそ、GKがシュートストップして勝利を呼び込んでくれたことに、純粋に嬉しかったんやろな。

俺はこんな光景が見れたことが、本当に嬉しかった。県大会に行けることよりもね・・・・









お世辞にも「巧い」とは言い難い。この日も、テクニカルという言葉からは程遠かった(苦笑)ここは指導者として物凄く申し訳ないと思う。どうにかして、もっともっと「巧く」させてあげたい。技術を身につけさせてあげたい。

・・・・と同時に、どうしたら個として成長し飛躍するか・・・サッカーを通じて・・・・そんなところにも頭を悩まさせられる。

でもな、やっぱりサッカーは一人でするものではなく、チームメイトと協力して、チームで行う競技。個を伸ばしながら、チーム力も高める・・・・言い換えれば個の向上がチーム力向上でもあるはず。そんな話の一端を伝えることができた。


この新人戦を迎えるにあたり、コロナ明けの6月から取り組んできたものの1つに『みんなで』というキーワードがある。





「みんなで」という言葉の裏には、一人一人がまずベストを尽くし、一人一人が他の人のために頑張れるかという意味も当然込められている。

それが出来た上での『みんなで』であれば、チーム力も上がるやろうなと。










U-11メンバー・・・・サッカーの話は半分以下、ほとんどがサッカー以外の、矢印をどこに向ければ成長できるか・・・というような話ばかり。

でも確実に良くなってきていると思うし、前進していると思う。

いつの日にか、「サッカーの話ばっかやね!」というような日が訪れることを・・・・楽しみにしています!!!!!





大きな飛躍を心待ちに!!!!!!








最新の画像もっと見る