~FOOTBALLを通じた人間育成へのトライ~福岡西フットボールアカデミーの挑戦!

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2020/12/26 JFA第44回全日本U-12サッカー選手権大会 開幕!

2020-12-27 02:14:48 | 大会
こまめに更新します・・・・と書いてしまったのでバツが悪い。。。苦笑

みなさん、ごめんなさい!

・・・・予想以上に試合後、時間がなくバタバタ。

そしてホテルに帰ってきても何だかんだ言ってやること多し・・・な、上にミーティング後、入浴後にベッドでうたた寝。。。危ない危ない、風邪ひくとこやった。苦笑wwww







そんなこんなで今、更新。




さて、本日から全日開幕。









この一ヶ月、『本気で全国制覇する』と決めて進んできた毎日。

何かことあるごとに「え?おまえ、そんなんで全国No,1になれると思ってんの?」というフレーズを冷たく物静かに投げかけられる日々が続いてきた。



目の前の登ろうとしている山の頂は、はるか上。



簡単な準備では全く登頂は無理。



全国初出場で何言ってんの?と突っ込まれるのは覚悟の上、でもこれはこの大会に参加できる48チームの特権。

出場する以上は「参加することが目標でした!」とは言いたくない。



やる以上は・・・・登る以上は、てっぺんを目指して。




【結果】

◆第一戦目

福岡西 3(1-0,2-2)2 江南南SS(埼玉県代表)








◆第二戦目

福岡西 6(1-0,5-0)0 松川SSS(福島県代表)











ご対戦頂きました皆様、貴重な経験をありがとうございました!


さて何とか2勝をゲット!これで明日行われる三戦目を引き分け以上で予選グループ通過。

何としてでも予選を通過し、ベスト16入りを果たしたいところ!



一戦目、前半に先制し、後半序盤に追いつかれ、そのあとスーパーミドルシュート炸裂で勝ち越す。このシーン、オフサイドかな?とも思ったんだけど、終わって審判に尋ねてみたら、新ルールの解釈として・・・という講義を受けて納得。ただ終了3分前に同点ゴールを許し、正直、このまま引き分けかな・・・と思っていたら、最後にやってくれました5年生(笑)ロスタイムに入ったところやったかな、見事なドリブル突破から縦に抜け出し決勝ゴール!全国初舞台でドラマチックな勝利をもぎ取りました。ナイス!







・・・・・と試合だけをみたら、こんな感じ。

この試合を見た人は・・・逆に言ったらこの試合を見たことが全てで、ここに行きつくまではわからない。

そう。

ここに行きつくまでに既にいろいろドラマチックやったし、いろいろと難しい状況だった。




今回、登録選手は16名。

県大会を戦ってきたメンバー数は20名。

そのうち6年生が16名と5年生が4名。

さきにも書いたけど決勝点を奪ったのは5年生・・・・

ということは、登録16名のうち1人は5年生、6年生は16名・・・・自然に6年生が一人外れる計算に。



このメンバー選考については、選ぶ方も地獄、選ばれる方も地獄。

ここまで共に戦ってきたメンバー。誰だって最後まで一緒に進みたいよね。。。




けれど大会のレギュレーション上、16名に絞らなければいけなかった。

調整マッチのときにその話を他のチームの監督さんと話をしていたら「それはどのチームにもあることだから仕方ないよ」と。





むしろ最後の最後まで20名で動こうとしているところはスゴイな・・・優しい計らいやな・・・とも。



俺も悩みに悩んだ末での判断。そしてメンバーの決定。

最後の最後まで、本当に本当に悩んだ。



日々の練習で厳しいことばかり言われてきている6年生。その表情も毎日見ている。

だからこそ余計に・・・鬼のように辛い作業。





せめてベンチに入れないか・・・今回はIDパスが必要なので、コーチを一人削って、「小学生スタッフ」としてベンチに入れることはできないか?と大会事務局に無茶なお願いをしてみた。

答えはもちろんNG。わかっていたけどね。。。

なんとか方策を模索するもけっきょくは何もなく。




選手発表のとき、もちろん外れたメンバーは大号泣。もらい泣きしそうになったけど、クールぶって心を鬼にして大人としての言葉を選び云い伝え話をした。それを聞いていた登録に入った16名の多くも涙を流した。

・・・・そっと手を肩に回し、抱き寄せ、泣きながら「お前の分まで絶対にやりきるけんね。」と。



それをもちろん目の当たりにしていたメンバーに入ったこの5年生。




燃えないわけがない。





いつもは自分のことでいっぱいいっぱいになる、まだまだ未熟な5年生。いろいろと助けられてきたのは事実で、おらんかったらなかなかに難しかったと素直に思う。でも、それでもやっぱり5年生。6年生のようにはいかない。精神的にはぜんぜんタフではない。





そんな彼がポツリ。

「おれ、ぜったいにやる!メンバーに入れなかった人の分まで走りきります!!」と。




うーん、この熱量・・・・ありがたい。







24日に鹿児島に入りここまで2日間。ミーティングや試合前の話、集合したときに話すその内容は・・・・サッカーの戦術的な話、テクニカルな話はほぼゼロ。一応ね、作戦版と磁石は持ってきたけど使用回数ゼロ(笑)

ふだんの遠征ならやらないミスを連発。全国とかそんなの全く関係ない。ちょっとした気の緩み。

寝坊、忘れ物、やっちゃいけないことをうっかりでやってしまう、その他様々。

もうスキだらけ。

高い山の頂を目指して登るにあたって、いつでも踏み外し転げ落ちても仕方ないような状況やった。




だからこそのサッカー以外の話が98パーセントぐらい。

で、いきつくフレーズはこの2つ。




『お前らな、外れた4名がどんな思いでいると思う?』


『自分のためにも、そして、人のためにもプレーしていますか?プレーする準備をしていますか?』




自分のためにプレーするのはもちろん当たり前。

でもな自分のためにだけプレーしている奴は絶対に苦しい状況、きつい状況になったときに焦るしイライラするし、うまくいかない原因を他者に向けてしまう。なんたって頼れるのは自分しかおらず、でもその自分には余裕がないから。

そんなときに、+αで『人のために』というものがあれば、科学的根拠はないけどな(笑)、自然に力が湧いてくるし、自分を見失わずにいられるねん。


試合を準備してくれる人、

応援してくれる多くの人、

そして仲間のために・・・・・





ま、だからと言ってこんな劇的な試合が毎回できるとは限らないし、たまたまっぽいかもしれない。



でも、俺的にははこの話があっての必然であって欲しい。








江南南戦の前、アップを終えてピッチ入り待ちしている最後の話のときにも同じような話をした。

そして俺の『想い』も口にした。思わず・・・試合前にも関わらず涙を流してしまった。涙を流しながら想いを口にした。

彼らの背中に見える桜島の風景が余計に心に深く沁みながら・・・・・・・・







「ここまでついてきてくれて、本当にありがとう」



と。





そして「ここからが本当のスタートだぞ!」とも。







そんな中で迎えたこのドラマチックな一戦目。


俺としてはやっぱり必然であって欲しい・・・・・かな(笑)




















ここまで頑張ってきた自分のために、



応援してくれる多くの人のために、



そして・・・・共に進む仲間のために、







心から感謝しながら、明日もピッチに立とう!!!!!







まずは予選グループ突破、そしてベスト16入り。その先のベスト8を狙って!!




やってやろう!!!!!!!!






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