彼らが大手を振って歩ける時代を実現するには幾多の壁を乗り越えなければなりません。一部では自治体によって異性間と同等の権利を認めたり待遇を設けているでしょうが、現実問題として本格的に政治の世界に於いて俎上に乗っていないんです。性同一性障害で女性として生活する50代の経済産業省職員が、職場の女性トイレの利用を制限しないよう求めた訴訟で、国側と職員側がそれぞれ控訴しましたhttps://t.co/DbAvu2RqYj
— 毎日新聞 (@mainichi) December 25, 2019
考えてみて下さい。
彼らを含めた国民全体の明日（未来）が五里霧中な有様なのに、どうして彼らだけの問題を考えることができるでしょう。勿論、彼らの立場が一日でも早く確立してほしいと思いますが、現状では厳しいと言わざるを得ません。
最近では同性カップルが婚姻を認めないのは憲法違反だと訴えに出ましたが、その根本が不変であれば何度訴えても結果は同じです。まず最初に自分たちの立場を法律として掴み取らなければ話は前に進まないです。
以前にも書きましたが、日本という国は特殊すぎる国です。台湾でLGBTに関する法律ができるまでに16年という歳月を要している様に、多くの難関を乗り越えなければ立場を掴み取ることができないんです。与えられるのを待っていては永遠に実現しません。
そこから捉えれば、日本も政治の無関心や誰かが実現するのを待つという姿勢を改めるしか道を拓く術はありません。
所詮、メディアで採り上げられたからといっても、そのメディアは面白半分で付き合っているだけです。少しでも下火になればサッサと切り捨てます。況してや日本は流行りと有名人の行動や言動に乗っかることでしか物事を動かすことができない根無し草な国民性です。
光が当たったのは間違いないでしょうが、それは第一歩なだけです。そこからの歩みは自分たちでするしかないんです😔 。