斯く語りき

思ったこと、感じたことを書いています。

社会が平時に戻ってもいないのに子供たちに関することを語るべきではないと思います

2020-04-23 04:15:00 | 社会部
現在の日本の社会システム総てに於いて、今後のことは何一つ先行きが見えない訳です。確かに給付が実施される見通しになったとはいえ、それだけで総てが解決する筈もなく、差し迫った諸問題(家賃や各種支払など)に対する構えが何もない状態の中で子供たちのことを語るのは早計だと思うのです。

ハッキリ言って、既に様々な行事が中止に追い込まれている以上、学校も今年に限っては断念する方向にもっていく(悪い言い方をすれば捨てる)べきでしょう。もう夏休み冬休み云々で何とかできるレベルではありません。

このままの状態で社会システムが崩壊すれば、とても学校なんて行けません。社会が平時で学校だけの問題ならば話は別ですが、緊急事態な上に社会が壊れてしまった場合は生徒の身の安全を担保できなくなるのですから、もう来年に向けた方針を考えた方が遥かに賢明です。否、崩壊度合いによったら身の安全を確保するだけで精一杯になるでしょう。

勿論、学生にとって1年間のブランクは大きいですが、命さえあれば、そして社会が手助けすれば十分に取り戻せる期間です。そもそも理由が全世界を巻き込んだ新型コロナウイルスなんですから誰も遅れたことに対して異議は出しません。

とにかく、どうやって壊れていくのか、どこから壊れていくのかを見定めないうちから彼らを振り回してはならないと思うのです。これからの時代を担う彼らを大人たちの勝手な理由で振り回してはなりません😠