斯く語りき

思ったこと、感じたことを書いています。

そもそもの原因は誰なのでしょう。もともとは国民の経済に対する在り方ではないんですか?

2020-03-06 04:00:00 | 社会部
店側の気持ちとしては連日連夜の様にマスクの入荷を問われることに嫌気が差してしまった上での行動になってのでしょう。そもそも在庫の有無を国ですら満足に把握していないのに街中のコンビニの経営者が判る訳がないんです。ちょっと考えれば判る話でしょうに。本当に揺さぶりに弱い国民性です。

そもそもマスクが少なくなっている原因は何処にあるのでしょう。

基本的に企業は前年度の出荷量を目安に翌年の製造量を決めている筈です。そもそもが“季節もの”ですから、通年で流通する量も少ないでしょうし、たとえ冬場及び花粉症のシーズンでさえ度返しした生産なんてしていない筈です。

そこから考えれば、工場が常にマスクを製造している訳ではなく、マスクが終了したら別の製造に移るのは至極当然な流れでしょう。それが突然再び生産をしてくれという流れになれば、企業も現場も混乱するのは当然のことです。

デフレに慣れ切ってしまった消費者は安価でないと購入しません。企業も可能な限りコストカットを図って安価で提供できる様にしています。況してや季節ものですから長期保管は質の劣化を招きます。

そうした背景があれば予定の生産数を保管する場所しかないでしょうから自ずと在庫も限られてきますし、こんな事態になったら完全に御手上げになるのは火を見るより明らかです。

たとえ季節もので生産数が限られていたとしても、きちんと国民が経済を回していれば生産工場や人員に余裕ができていて僅かな時間だけで再生産もできたと思います。それなのに真逆のことを国民がさせてしまっているのですから事態が悪化するのは当然のことです。

もう限界ギリギリの水位にまでコストを搾っていることに国民が危機感を覚える段階に来ているんです。これ以上の締め付けは企業の破綻に繋がり、ますます突発的な事態に対処できなくなります。それで困るのは誰であろう国民なんですよ。いい加減、気が付きましょうよ😩