斯く語りき

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こんな形で人生を終えるなんて、正しく【末代の恥】でしょうに

2019-10-30 23:45:00 | 社会部

捜索をする必要はありません。放置して来年の初夏の頃に遺体を収容するに留めるべきですの続きになります。

どうやら捜索隊によって遺体として発見された様ですが、正直言って彼は最も情けない形で後世に語られる“恥”となりました。

世の中には様々な形で最期を迎えますが、大概の場合は自宅や病院で息を引き取ります。然し乍ら、そうならなかった場合も多々ある訳でして、事故で亡くなる、災害で亡くなる、不慮の原因で亡くなる場合があります。

人の最期がどうなるかなんて話は神のみが知るものであり、どれだけ人間が知恵を絞っても其れを知ることができません。斯く言う私でさえ、最期がどうなるかなんて皆目検討が付きません。

例えば、一人の人間の家系図を見た場合、その中には恥ずかしい最期を迎えた人がいるでしょう。勿論、全部が全部だとは思いませんが、末代まで語られてしまう様な恥ずかしい最期を迎えた人が何人かいる場合もある訳です。

然し乍ら、昔の話であれば記録として残っていたとしても所詮は紙媒体が関の山であり、まざまざと映像として残る様なことはなかった訳です。況してや其の一族の間だけで語られるのが常ですから拡散することもなかった訳です。

ところが、現代は映像が一度でもネット上で公開されてしまうと半永久的に形として残ってしまうんです。況してや映像を集めるのが三度の飯よりも好きな輩がいる手前、拡散されたら最後なんです。不特定多数に恥を晒すことになるんです。

今回の彼も無謀な行動を自慢したまではよかったものの、その直後に滑落していく様を遺して生涯を終えました。どれだけ一家や家系云々が薄れてきた現代であれ、流石に映像として遺されてしまうと恥として認識せざるを得ません。況してや何かの拍子に誰かが蒸し返す可能性を常に秘めているだけに尚更でしょう。

前日のブログで私は無謀な行動を助長させることになるから此の手の話はニュースにする必要がないと書きましたが、こうした現実も考えられるからこそ止めるべきだと思うのです😞