福 風

心にとまった物や想いを集めて。穏やかな風が吹きますように。

私達の住む日本は

2008-04-15 | 想い



後期高齢者医療制度(長寿医療制度)に関するニュースが毎日のように入ってくる。

先日の津山旅行のとき、父が新聞の投書で読んだある方の文章を引用して言った言葉が思い出された。

『若い頃はお国のために死ね(戦争で敵国と戦うため)と言われ、戦後には復興のためお国のために死ぬ気で働けと言われ、そして年寄りになった今、また、お国のために死ね(医療費増加を抑えるため)と言われ、我々は一生死ぬ気でおらんといかんのだ。』と言った。

きっと、国はそんなことを志せと言ったつもりはないだろうけれど、当の高齢者がそう感じるということは、福祉の行き届いた国とはとても言えないだろうと、悲しく思う。




赤福的おはぎ

2008-04-04 | 暮らし向き




明日は父と合流して、連れ合いと3人でお花見へ行きます。

お彼岸におはぎ(ぼた餅・おはぎと呼び名はありますが、我家は通年おはぎと読んでいました)を作ろうと思っていたのですが製作意欲が伴わなかったため、お花見に合わせて作ることにしました。
お弁当も手作りといきたいところですが、目的地が遠いため断念。(出発も朝早いですし)その代わりといってはなんですが、おはぎなら傷まないかと思い作ってみました。ちなみに初挑戦です。ぜんざいなら作ったことがありますが、あんこ作りも初めて。

あんこ作りの参考レシピはこちら
おはぎの作り方はこちらも併せて参考にさせていただきました。

そして、完成。



一応それらしく出来上がったものの、あんの炊き方が足りなかったため、水っぽいあんになってしまいました。餅をひとつずつ包もうと思ってもやわらか過ぎてうまく形作ることができませんでした。という訳で、餅の上にあんを塗りつけた、伊勢名物の赤福的おはぎとなりました。

あんの甘さですが、私的には甘過ぎだったので、レシピの分量よりも控え目にしてもよいかと思います。

作りながら、母が生きていてくれたらこういう料理をいっぱい教わりたかったなぁと思いました。といっても、分量は?と聞いても、目分量とか加減しながらとか、そんな答えしか返ってこないと思うのですが、それが母らしい教え方なんですよね。
ちなみに母はB型でした。私はA型なので、母のそのアバウトなところがいつも嫌でした。でも、そのアバウトさがあるが故に、手際が良くて早いんですよねー。あと、発想が柔軟で臨機応変な対応に長けている。今になって思えば、もう少し母の血をたくさん受け継ぎたかった!世渡りの術ももっと教わりたかったなぁ。

食べた感想は訊くことができませんが、作りたての水っぽいおはぎを写真立ての中の母の前に供えました。

(味は)どんな?





 


『あしたのハーモニー』をみて

2008-04-03 | 暮らし向き





タモリさんが編集長に扮したTOYOTAのウェブ広告『あしたのハーモニー』。

溝口 肇さんの弾くチェロと、ピアノの音色を聴いていると涙が溢れてきて、久しぶりにいっぱい泣きました。

第4号のテーマが、『ツナガリって、いいねぇ。』
私が今一番欲しいもの。手に入れるためには待っているのではなくて、自ら動かなければならないものなんだろうと思います。勇気を出して。

タモリさんのページを読んで。
目の前にいないけれど、その向こうにいるであろう誰かを思いやる気持ちや背景に気がつくような、当たり前のようにいいことをする人に気がつく人間でありたい。
インドでのエピソードには、また感動して涙。

ナマステ。


インド人の挨拶とは