こちら神戸市東灘区神戸深江生活文化史料館

神戸深江生活文化史料館の情報を発信していきます。

史料館30周年の集いを開催しました

2011-12-17 10:56:04 | その他お知らせ
史料館30周年を祝い12月11日、深江会館で30周年の集いを開催しました。
 あいさつや浜田有司東灘区副区長、近藤雅樹国立民族学博物館教授の来賓祝辞に続き、初代館長の田辺眞人さんが「清盛からLPレコードまで」と題して講演。田辺さんは、30年前は、生活文化史という概念がなかったこと、この50年ほどの間の日本の劇的な変化は日本の歴史の変化の上でも特筆されることなどを強調、史料館が果たしてきた役割を強調しました。
 30周年にちなんで、史料館はこれまで集めた写真をもとに電子ブック「写真でたどるふるさと深江」を発行しており、その使い方の説明に続いて、杉浦昭典名誉館長の発声で乾杯しました。

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神戸市が深江文化村の古澤家住宅と冨永家住宅を「景観形成重要建築物等」に指定

2011-12-14 21:46:40 | その他お知らせ
神戸市が深江文化村の古澤家住宅と冨永家住宅を「景観形成重要建築物等」に指定しました。
当館では深江文化村に関する展示があります。

■神戸新聞による報道
「神戸・深江の2住宅、景観形成重要建築物に指定」(2011/12/14 09:15)
http://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/0004681633.shtml


■神戸市の公開資料
第69回 神戸市都市景観審議会
http://www.city.kobe.lg.jp/information/committee/urban/scene/index_14.html
公開資料
http://www.city.kobe.lg.jp/information/committee/urban/scene/69siryou1.2.pdf

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【第8回プレイバック 史料館だより】「開室にあたって」

2011-12-05 22:13:30 | プレイバック史料館だより
【プレイバック史料館だより】という企画で、過去の史料館だよりを紹介していきます。

■第1号(1981年4月1日)太田垣正雄「開室にあたって」

自分の住む町を愛する地域住民が、町の詳しい記録を残し、広く市民に伝えたり子供たちの教材として後世に遺すことは、誠に意義深いことでございます。私達の深江でも、これまでにしばしば町の歴史の編さんが話題になりましたが、諸々の事情で今日まで実現いたしませんでした。

度重なる高潮や空襲等の苛酷な災禍を受けて史料も乏しく、深江の歴史調査は相当の年月を要するでしょう。しかし、この事業は後になればなるほど困雑です。そこでいよいよ、深江財産区が中心となって、昨年からその実現にのりだすことになりました。神戸市の指導のもとで、神戸史学会の田辺眞人先生(県立御影高校教諭)に、編さんを委嘱いたしました。

ところが、その史誌編さんの過程で、はからずも、二百年近くもこの地で六代に亘り医館を聞いてこられた深山家や、深江漁業協同組合、神戸商船大学のほか、多くの市民有志から貴重な資料の提供を受けました。そこで、これを収蔵・展示するとともに深江を中心に地域社会の昔からの生活文化の発展を研究し、その知織の普及をはかると共に、郷土深江への愛情を養うために、この生活文化史料室を建設することになったわけでございます。

誠に小さな施設でございますが、先人の文化遺産を守り、この町の特性を生かした史料室運営をいたしたいと存じます。どうか皆械の暖いご支媛とご協力をお願いいたします。



つづきはこちら>>> 史料館だより第1号(PDF)
(高田祐一)

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