水曜ブログではこれまで、90年代的世界ラリーの大好きドライバーや大好きマシンを書き連ねてきましたが、よく考えたらそもそも世界ラリーってどんな競技か、さらにそもそもラリーってどんな競技か知らない人が大多数ではないかと。というわけで、しばらくは世界ラリーにまつわるあれこれを。
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ラリーとラリーレイド
ラリーというと「パリダカ」や「サファリ」を思い浮かべる人が多いんじゃないかと思います。砂漠や灼熱の大地を、重装備で車高を上げたマシンが砂埃を巻き上げながら何日間もかけて疾走するイメージで。確かにこれもラリーには違いないのですが、超長距離を旅するように走り続けるラリーは特にラリーレイドと呼ばれます。パリダカことダカールラリー(現在はパリ出発ではないのです)はその代表格。かつては北京~香港ラリーとかいろいろありました。これらは年間戦で行われる世界ラリー選手権(=WRC)とは違う独自のカテゴリーです。サファリラリーは世界ラリーの1つです。かつては確かに超長距離を走るものでしたが、現在は3日間の短いラリーになっていることを知らない人も多いんじゃないでしょうか。さて、ふじポンが大好きな世界ラリーは、F1と同じように年間10戦を超え各地を転戦する「レース」です。現在それぞれのラリーは日程3日間とコンパクトにまとめられ、かつてのように車の耐久性を競う側面はほとんどなくなりました。ラリーといえどもずばり、スピード勝負の世界です。サーキットレースの最高峰、F1と大きく違うのは、一般道を激走すること。そしてラリーによって路面が舗装、土、砂、岩、雪と何でもアリなこと。見た目のリスキーさは段違いです。1車線ギリギリのつづら折りや、落ちれば即谷底の峠道、アップダウンの激しいジャンプスポットや水を蹴散らしての川渡り、果ては凍りついたアイスバーンまで。ドライバーたちはそれぞれの道をタイトロープを渡るようなドライビングで全開走行です。この人たち命いらんのか、と言いたくなるよな極限走行にすっかり魅せられてしまったのは、ハンドルを握ると人格が変わると言われるふじポンだけではないと思うのですが…(汗)。テレビ画面で見ているだけでもしびれるなぁ。
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ラリーとラリーレイド
ラリーというと「パリダカ」や「サファリ」を思い浮かべる人が多いんじゃないかと思います。砂漠や灼熱の大地を、重装備で車高を上げたマシンが砂埃を巻き上げながら何日間もかけて疾走するイメージで。確かにこれもラリーには違いないのですが、超長距離を旅するように走り続けるラリーは特にラリーレイドと呼ばれます。パリダカことダカールラリー(現在はパリ出発ではないのです)はその代表格。かつては北京~香港ラリーとかいろいろありました。これらは年間戦で行われる世界ラリー選手権(=WRC)とは違う独自のカテゴリーです。サファリラリーは世界ラリーの1つです。かつては確かに超長距離を走るものでしたが、現在は3日間の短いラリーになっていることを知らない人も多いんじゃないでしょうか。さて、ふじポンが大好きな世界ラリーは、F1と同じように年間10戦を超え各地を転戦する「レース」です。現在それぞれのラリーは日程3日間とコンパクトにまとめられ、かつてのように車の耐久性を競う側面はほとんどなくなりました。ラリーといえどもずばり、スピード勝負の世界です。サーキットレースの最高峰、F1と大きく違うのは、一般道を激走すること。そしてラリーによって路面が舗装、土、砂、岩、雪と何でもアリなこと。見た目のリスキーさは段違いです。1車線ギリギリのつづら折りや、落ちれば即谷底の峠道、アップダウンの激しいジャンプスポットや水を蹴散らしての川渡り、果ては凍りついたアイスバーンまで。ドライバーたちはそれぞれの道をタイトロープを渡るようなドライビングで全開走行です。この人たち命いらんのか、と言いたくなるよな極限走行にすっかり魅せられてしまったのは、ハンドルを握ると人格が変わると言われるふじポンだけではないと思うのですが…(汗)。テレビ画面で見ているだけでもしびれるなぁ。
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