JFK-World 世界の撮影・取材地トピック

Freelance Film Director
TV-CMおよびTVドキュメンタリー番組のディレクター & カメラマン

風車のある風景

2010年07月08日 | ヨーロッパ

干拓によって国土を拡げていったオランダは、
国土のおよそ 4分の1が海抜 0メートル以下です。

洪水は、オランダを悩ませ続けた自然災害です。
運河を張り巡らせ、風車を利用して排水する ・・
(5月28日、6月28日のブログ参照 )

風車は、自然との闘いの歴史そのものです。





かつて、
オランダ全土には9000基を超える風車があったといわれています。

「ザーンセ スカンス」 には、
役目を終えた風車が象徴的に放置されています。
(7月6日のブログ参照 )







風車のある風景の中、鳥たちが自由を謳歌しています。



動物たちは、自然繁殖にまかせて放し飼いにされています。



『エジプトはナイルの賜物 』 という有名な言葉を著した
古代ギリシャの歴史家 = ヘロドトスは、
こんな言葉を残しています。

『環境が人間を支配するのであって、
人間が環境を支配するのではない。』

紀元前500年、
この時すでに環境という概念に思いを馳せていたことは驚きです。

jfk-world












コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Gouda ゴーダ チーズ | トップ | 風車の内部 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ヨーロッパ」カテゴリの最新記事