
「王の道 」 を進んで行くと、
(9月18日のブログ参照 )

つまり、王宮に近づくにつれ、

街並みの色合いが濃くなっていくのがわかります。

それは、中世から18世紀にかけ、ポーランドが王国として
ヨーロッパの中央に君臨していた時代の色 ・・・

18世紀末、
度重なる他国からの侵略により王国は消滅 ・・・
そして、
第2次世界大戦は美しい街並みを瓦礫に変えました。

しかし、瓦礫をひとつずつ集め建物を再現するという
人々の気の遠くなるような努力により、
古い街並みはよみがえりました。
(2011年20日のブログ参照 )

その最も象徴的な建物が、

「Zamek Krlewski w Warszawie ワルシャワ王宮 」 です。

ひと時も精彩を失わない微妙な色合いは、
往時の色を忠実に守っているそうです。

Zygmunt III
ジムクント3世 (1566年ー1632年 )
若きポーランド王は、
1596年クラクフからワルシャワへ遷都しました。
(2011年6月22日のブログ参照 )

(写真は2011年に撮影したもの )
王宮前にそびえるジムクント3世の像は、

「王の道 」 の彼方 ・・・ クラクフの方を見つめています。

世界遺産にも登録されているワルシャワ歴史地区 ・・・
陽が大きく傾き始めました。
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