
リマの旧市街 ・・
その中心 「Plaza de Armas アルマス広場 」

『Armas アルマス 』 とは
スペイン語で 『武器 』 という意味です。
ペルー、ボリビア、メキシコなど
スペインの植民地だった国では、
多くの広場にこの名前が付けられています。
(2013年7月15日のブログ参照 )

しかし、武力をもって侵略し、制圧したことの象徴ともいえる
この 『アルマス 』 という名前に
抵抗感を持つ人も多いようです。

最近では、
『Plaza de Mayor マヨール広場 』 と呼ばれることも。
『Mayor マヨール 』 は、
英語の 『Best ベスト 』 に近いニュアンスのスペイン語です。
つまり、その地域でいちばんの広場 ・・ という意味合いです。

世界的にも、
たとえばインドの 『ボンベイ 』 は 『ムンバイ 』 に、
ベトナムの 『サイゴン 』 は 『ホー チ ミン 』 に、
『ビルマ 』 は 『ミャンマー 』 にと、
植民地時代の呼称が見直されています。

広場に堂々とそびえるペルー最古のカトリック大聖堂 ・・

1985年、リマ建都450年を記念して、
ローマ教皇 (法王 ) ジョン・パウロ2世が
この大聖堂を訪れました。

大聖堂は、鮮やかな黄土色に塗り替えられました。

現在は白亜に戻されています。

大聖堂の入り口近くに、
フランシスコ・ピサロが新都創造を宣言したことを示す
石碑が残っています。
フランシスコ・ピサロの名前と、
右下には1535 (年 ) という文字が読み取れます。

ピサロが宣言したのは1535年1月18日 ・・
リマでは、1月18日を記念日として祝います。
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