
標高4319メートルの 「ラ ラヤ駅 」 を出発した
アンディアン エクスプローラー ・・

ぐんぐんと下っていきます。

山あいの底とおぼしきところに達すると、

進行方向右手に川が現れました。
(画像は列車の後方風景 )

アンデス山脈から流れ落ちるいくつもの源流と合流し、
やがてアマゾンとなる 『Rio Vilcanota ビルカノタ川 』 です。

陽は大きく傾きました。

標高5000メートルを超える山々が、

あちらこちらに大きな影をつくります。

車窓には、光と影が織り成す美しい世界が広がります。

線路と重なる列車の長い影 ・・
低い太陽がつくりだした一瞬の不思議な光景 ・・
まもなく太陽はアンデスの向こうに沈んでいきます。
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