アムステルダム港を出航したパシフィックビーナスは、
Noordzeekanaal 〈オランダ語)
ノールドゼーカナール = 北海運河を進みます。
アムステルダム運河とも呼ばれるこの運河は、
1876年にアムステルダム港と北海を結ぶ
最短の水路として開通しました。
全長およそ20Kmの北海運河には、
年間10万隻を超える船が航行します。
北海への出口には、
Ijmuiden Lock アイマウデン ロックがあります。
ロックとは、水位を調節するための水門です。
ロックにいったん船を停止させ、上流側の水門を締めます。
乗客が、興味深げに覗きこみます。
北海の水位より高くなるまでロックに水を入れたら
下流側の水門を開きます。
こうすることで、船は逆流に押し流されることなく、
スムーズに外洋 = 北海に出ることができるのです。
青く広がる海 ・・ 北海です。
陽が傾き始めました。
北海の夕焼けです。
次回は、北海とバルト海を結ぶ 「キール運河」 を紹介します。
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