アルマス広場を取り囲む通りの向こうに見えるのは、
「Casa de Correos y Telegrafos 中央郵便局 」 です。
(1月24日のブログ参照 )
美しいファサード ・・
そして、時計 ・・
建てられたのは1898年です。
19世紀初頭に独立を果たしたペルーは、
豊富な地下資源に興味を持つ
アメリカやヨーロッパ諸国の干渉を受けました。
そのためでしょうか ・・
建物は、コロニアルの典型とは違うフレンチスタイルです。
建物の1階正面にはライオンの投函口 ・・
(スペインの国章 )
ライオンは、スペイン国章のモチーフになっている動物です。
20世紀を前に、独立国家として近代化への道を
歩み始めようとしていた頃のペルーですが、
宗主国の影響もまだ見え隠れしています。
中央郵便局は現役で機能しています。
切手などを展示した郵便博物館も併設されています。
また、建物は巨大で、
中にアーケードのある市場が設けられています。
(建物の裏側 )
郵便局が、
人々の暮らしに欠かせない存在であった時代が偲ばれます。
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