世界遺産の森への拠点となる
ビャウォヴィエジャの町外れにあるレストラン ・・・
その名は 「Restauracja Carska 皇帝のレストラン 」
(公式ウェブサイトより写真借用 )
1903年、ロシア帝国最後の皇帝ニコライ2世が
狩猟に訪れる時のために駅舎がつくられました。
(鉄道は1897年に敷設されていた )
2005年、
古い駅舎を改築し、このレストランが誕生しました。
(向かって左に見えるテントがレストランの裏側 )
ちなみに、ニコライ2世亡き後、
(1992年まで ) 鉄道および駅舎は貨物輸送を中心に
利用されてきました。
駅の名前は 『Bialowieza Towarowa 』 ・・・
『ビャウォヴィエジャの貨物駅 』 という意味です。
いまもレストランの窓からプラットホームが見えます。
メニューには、
ニコライ2世の写真 ・・・
(10月24日のブログ参照 )
そして、皇后 ・・・
Alexandra Feodrovna
アレクサンドラ・フョードロヴナ (1872年ー1918年 )
5人の子女を乳母を使わず自分の手で育てるなど、
進歩的な女性として知られています。
(1903年の写真 )
また、彼女は大英帝国ヴィクトリア女王の孫です。
(2011年2月27日のブログ参照 )
ヨーロッパの大きさと様々な絆を思い知らされます。
さて、「皇帝のレストラン 」 は、
ニコライ2世の時代を忠実に再現しています。
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