女王様の国

1000年を超える歴史を誇るデンマーク王室 ・・
バイキングの時代にはじまる世界最古の王室といわれています。
（継続という意味において。また日本の皇室は別格）



Margrethe II
マルグレーテ2世 （1940年ー　即位 1972年)

現在のデンマークの君主 ＝ 女王です。
（写真はウィキペディアより借用）



女王がアマリエンボー宮殿に滞在のときは、
国旗が掲揚され知らされます。
（撮影当日は不在でした）



また、女王が宮殿に滞在中は、
正午にかけて衛兵交代の儀式が執り行われ、
コペンハーゲン観光の目玉にもなっています。



『女王様の国』 という印象が強いデンマークですが、
実は、現在のマルグレーテ2世は、
デンマーク王室史上初めての女性君主です。



Margaret I
マルグレータ 1世 （1353年ー1412年）

中世、マルグレータ 1世が1388年から
女王として扱われた時代がありましたが、
これはあくまでも 『摂政』 で、正式な君主ではありませんでした。



現在の女王 ＝ マルグレーテ2世は、そのマルチタレント性と
親しみやすい人柄で 『女王様の国 デンマーク』 のイメージを
築き上げた立役者です。

王立劇場の舞台デザインを手がけたり、
翻訳、そして絵画にも才能を発揮しています。

また、アマリエンボー宮殿に滞在中は、
さりげなくバルコニーに現れ、
広場に集まる人々に気軽に声をかけることもあるそうです。

国民の8割以上が王室を支持し、
数あるデンマークの政党の中でも、
共和制を唱える政党はいまのところありません。

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