
クルマでなければ行けない場所に、
「Chinchero チンチェーロ 」 という小さな町があります。

この地図は、私の知人が経営するペルーの旅行会社
『Nishikawa Tours 』 のウェブサイトから借用しました。

クスコからクルマで約 1時間 ・・

およそ1万人が暮らす標高3500メートルを超える高原地帯 ・・
その中心の町がチンチェーロです。

チンチェーロは編み物で有名な町です。

あちらこちらに、
日がな一日編み物をする人々の姿が見られます。

誰もが着飾っています。

おしゃれは他人のためではなく自分のためにするもの ・・

そんな印象を持ちました。

男性のカラーコーディネートも素敵でした。

数人の男女がチームとなって、
草木で染めた色鮮やかな羊毛やアルパカを
ゆっくりと編み上げていきます。

仕上がった編み物は生活の糧となります。

世代を超えて受け継がれていく技術 ・・
生きるために必要なことは親が身をもって子どもに伝える ・・
そんな大切なルールが、ここでは無条件に守られています。

アンデスの民 ・・
ペルー人でもなくインカ人でもなく、
チンチェーロの人々は自らをこう呼ぶそうです。
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