愛八と古賀十二郎 の歌探しの旅は
映画になりました。
2000年公開の 『長崎ぶらぶら節』
(原作 なかにし礼)
愛八は吉永小百合さん。
古賀十二郎は渡哲也さんが演じました。
映画では、
昭和初期の丸山華街の様子が
色鮮やかに描かれています。
そして、渡哲也さんがかっこよく、
吉永小百合さんが美しい。
ふたりが探し当てた歌は
長崎に古くから伝わる
♪ 長崎ぶらぶら節 ♪
それは、
愛八が子ども頃に聴いたことのある曲。
愛八自身が歌う音源が残っています。
(昭和6年録音)
長崎ぶらぶら節 愛八 長崎県民謡【日本民謡 レコード】
♪ 遊びに行くなら花月か中の茶屋
梅園裏門たたいて丸山ぶーらぶら ♪
( 梅園身代わり天満宮 )
監督は梅園身代わり天満宮での
ロケを希望したそうですが、
実際に撮影されたのは別の神社でした。
(理由は手狭だったから)
映画の公開以来、
丸山町はブームになりました。
ガイドブックを手に
丸山を訪れる観光客のために、
多くの説明版が設置され、
碑が建てられるようになりました。
身代わり天満宮の前には立派な石碑。
作詞家、小説家の
なかにし礼さんを称える文学碑です。
(揮毫 なかにし礼さん)
なかにし礼さんは
丹念な現地取材を繰り返し、
愛八の生き様を小説に仕上げました。
(1999年発表)
2020年12月23日 永眠。
平和と自由を標榜した人でした。
JFK-World
そして、堂々としています。
愛八の歌を、楽しませていただきました。
実は私、市丸と神楽坂はん子の歌が大好きです。えも言われぬ色っぽさと言いますか、情愛と言いますか、演歌の延長として気に入っています。
いつものことですが、ありがとうございました。