
昨年 2月22日に起きた
ニュージーランド (クライストチャーチ ) 地震 ・・
日本人留学生28名を含む多くの犠牲者を出しました。
(写真は震災以前のクライストチャーチ )

ニュージーランドと日本の有志者の働きかけにより、
多くのうら若き日本人犠牲者のために
慰霊碑が設置されることとなり、
一昨日 (21日 ) 東京渋谷のニュージーランド大使館において、
大使よりその報告が行われました。

この慰霊碑は、ニュージーランドのアーティストの作品です。
三角形のプリズムは
ニュージーランドの象徴であるマウント クックを表現し、
モチーフとなっている木は、ニュージーランドでいちばん背の高い
原生木 『カヒカテア 』 の木です。
カヒカテアの木は、成長すると互いに枝を絡めあうことから、
ニュージーランドと日本の絆を表現しています。

ニュージーランド地震に続いて起こった東北大震災 ・・
両国救助隊双方の献身的な支援は、記憶に新しいところです。

昨日22日には、クライストチャーチ郊外の教会において、
この慰霊碑への礼拝が行われました。

礼拝は、クライストチャーチ大聖堂の
ピーター・ベック司祭長によって執り行われました。


ガーデンシティと呼ばれる美しい街 クライストチャーチは、
まだ復旧への途上です。


クライストチャーチのシンボルである大聖堂の復旧後、
慰霊碑はここに設置されます。
注: 写真は震災直後
慰霊碑は2体つくられています。
もうひとつは、12名の犠牲者を出した富山県に設置されます。
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