大和郡山市 の中心を走る県道 ・・・
道路際の街灯には、
陶板 ・・・
金魚 や、
柳沢家 の家紋などが描かれ、
道行く人々の目を楽しませています。
(赤膚 楽斎 の銘)
これらの陶板は
『赤膚焼(あかはだやき)』 です。
(ウィキペディア)
JR郡山駅の傍にその窯元があります。
尾西 楽斎(おにし らくさい)
(現在は8代目)
香柏窯(こうはくがま)
(公式HP)
こちらがギャラリーです。
大和郡山の近辺にある
赤膚山の土は焼き物に適し、
その名の通り赤みを帯び、
どこか温かい風合いを醸し出します。
そして、
奈良絵 ・・・
赤膚焼は、豊臣秀長 の時代に
茶の湯の広がりと共に発展し、
現在では全国にファンがいる
奈良を代表する陶器です。
尾西楽斎の作品は皇室に献上され、
薬師寺 ・・・
春日大社などに奉納されています。
注:尾西楽斎は、春日大社より
春日御土器師(かすがおんどきし)
の称号を与えられている。
やきものは 我が意のままに ならずして
天地風水 火の恵みなり
5代楽斎が好んだ和歌だそうです。
姫神 (ウィキペディア)
♪火振り神事♪
JFK-World
学生時代、半月ほど猿沢池の側の古びた宿に泊まり歴史探訪をしました。
夕食に出された器に心惹かれて聞いたら赤膚焼。いつかこの器が欲しいと思ったものです。色絵のものでなく無地の素朴な温もりか忘れられません。
ルーツが分かりとても嬉しく思いました。
焼き物は、それぞれの土地の個性が反映されていて、見て触れて心が和みます。
旅の思い出となると、さらに懐かしさが加わりますね。
赤膚焼き。 初めて知りました。
素敵な焼き物ですね!
狭い国なのに…。
多種多様な文化が存在し、先人の知恵に、ますます、尊敬の念を抱きます。
どこへ行っても感じます。
また、知恵は使い方が肝心 ・・・
先人は、そのことも教えてくれます。