6月5日(金)の朝日新聞・朝刊(神奈川版)によると、2011年に川崎市多摩区の生田緑地のボーリング場跡地(神奈川県川崎市多摩区長尾2-1271-1)に開館予定の「藤子・F・不二雄ミュージアム」についての基本計画案を川崎市が4日に発表し、川崎市と藤子・F・不二雄プロ、妻の藤本正子さんの間で覚書も締結されました。
施設の名称は今まで仮称だった「藤子・F・不二雄ミュージアム」を正式名称として使用し、「ドラえもん」の誕生日の101年前に当たる、2011年9月3日の開館を目指すそうです。
2002年3月に閉園した向ヶ丘遊園跡地の一部である生田緑地の一角、ボーリング場跡地・約5千平方メートルの敷地(神奈川県川崎市多摩区長尾2-1271-1)を川崎市が小田急電鉄から借り受け、鉄筋コンクリート3階建て(延べ床面積約3300平方メートル)の建物を藤子プロ側が建設して市に寄贈、藤子プロなどの市が指定した管理者が施設を運営します。
1、2階に展示室を設置し、1階の所蔵庫の原画約5万点から選んだ代表作を展示。1階には藤子・F・不二雄先生の書斎を再現した部屋や、グッズショップを設置。2階には自由に漫画を読めるライブラリーやオリジナル短編アニメを上映するシアター。3階には飲食スペースと森に囲まれた屋外広場を設置する予定とのこと。
利用料金は大人1000円、中高生700~800円、小学生400~500円程度で検討。1日4回の入場時間を設定し、1回最大500人程度の予約制にし、年間50万人の入場者を目標とするそうです。これは三鷹の森ジブリ美術館と同じシステムですね。
2010年4月に着工、2011年9月3日にオープン! あと2年ちょいですよ!
●公式ページ
川崎市総合企画局
藤子・F・不二雄ミュージアム整備準備室
http://www.city.kawasaki.jp/20/fmuseum/
●関連記事
朝日新聞・asahi.comマイタウン神奈川
ドラえもんの殿堂 着々(2009年6月5日)
http://mytown.asahi.com/kanagawa/
news.php?k_id=15000000906050005
東京新聞・TOKYO Web
『藤子・F・不二雄ミュージアム』に 市、名称案発表(2009年6月5日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/
20090605/CK2009060502000114.html
●当サイト関連記事
ちょっと気になるドラえもん最新情報
「藤子・F・不二雄ミュージアムの詳細な計画を発表!」(2008-12-22)
http://blog.goo.ne.jp/fujiko_f_toshio/e/
dd84e7e8cadf8ea05e7c03d21a311b21
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「向ヶ丘遊園跡に2011年秋「藤子・F・不二雄ミュージアム」オープン正式決定!」(2007-03-30)
http://blog.goo.ne.jp/fujiko_f_toshio/e/
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「藤子・F・不二雄原画展示施設を5年後に開館」(2006-02-12)
http://blog.goo.ne.jp/fujiko_f_toshio/e/
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「藤子・F・不二雄展示館を生田緑地に設置」(2005-12-23)
http://blog.goo.ne.jp/fujiko_f_toshio/e/
568965d02ba47832047c76866554517e
●関連リンク
小学館:藤子・F・不二雄大全集
http://www.shogakukan.co.jp/fzenshu/
いつも拝読させていただいております。
情報やレポートを楽しませていただいております。
ところで、ご存じかと思いますが、藤子・F・不二雄公式サイトが本日オープンされるそうです。ミュージアム開設に向けて色々な動きがありそうで楽しみです。
http://www.fujiko-f-fujio.jp/
貴重な情報ありがとうございます。
メディアミックスで展開するFプロジェクト、いよいよ盛り上がってきそうで楽しみです!