9月7日に放送された、ドラえもん誕生日1時間スペシャル「ドラえもんが生まれ変わる日」。単純に「2112年ドラえもん誕生」のリメイクだと思っていたのですが、全然違う話でびっくりしました。
「ドラえもんが生まれた場所」「ドラえもんが青くなった理由」「なぜ耳がない?」などの公式設定は、まあ大筋変更無し?(微妙に変更されていますが、まあどうって事は無い。そもそも今までも原作以外のところでコロコロ変更されているので、もうどれが本物やら。こちら参照。以後クイズにしにくいだろうな、この話。)って言うかほぼ回想シーンでほぼ説明無し。もう多くの人が知っている事なので、あっさりと流した?という感じなんでしょうかね。「ザ・ドラえもんズ」も登場せず、同級生は黄色の同型ロボットばかりでした。
メインの話は以下のような感じでした。(以下ネタバレあり注意)
●ドラえもんの誕生日前日に、ロボット学校の同窓会に出席するため22世紀に戻っていたドラえもん。優秀な同級生・パワエモンの心ない言葉に傷つく落ちこぼれロボットだったドラえもん。学園のヒロインだったノラミャー子に声を掛ける事も出来ず、ドラえもんは会場を後にする。
●夕暮れの公園で佇むドラえもん。自分はのび太の役に立っているのか不安になる。しかし、突然現れたロボットに誘拐されてしまうのだった。
●ドラミとセワシが、21世紀ののび太達に「ドラえもん誘拐」を知らせにやってくる。22世紀の警察が捜査するには、持ち主?であるのび太の承認が必要だった。
●22世紀では、子守用ロボットの誘拐が頻発していた。盗まれたロボットは海外に売り飛ばされてしまうという。心配したのび太・しずか・ジャイアン・スネ夫達は、ドラミと共に捜索を始める。
●のび太達はロボット学校の同級生であるパワエモンやノラミャー子に、同窓会でのドラえもんの様子を聞いてまわるが、手がかりになる話は聞けなかった。
●別行動を取っていたジャイアン・スネ夫が、偶然にもロボット誘拐団のアジトを発見。しかし犯人達に捕らわれてしまう。
●ジャイアンからの連絡で駆けつけた、のび太・しずか・ドラミ・セワシ達。戦うが、やはり捕まってしまう。
●のび太にこっそりと発信器を取り付けていたパワエモンが警察に連絡。警察がアジトを取り囲み、犯人は逮捕。助かったのび太達だが、捕まっていたロボット達の中にドラえもんの姿は無かった。
●またゼロから捜査するのび太達だったが、ドラえもんが連れ去られる直前に書き残した「M.S」の文字から、マツシバロボット工場の関係者が犯人だとわかる。
●マツシバロボット工場の一室に捕らえられて、検査されているドラえもん。犯人はドラえもんが作られた際に検品作業をしていた工場長だったのだ。彼は自分の作ったロボットから不良品・ドラえもんを出した事を悔やみ、ドラえもんのコンピューターシステムをリセット修正し、ドラえもんを本来の優秀なロボットに生まれ変わらそうとしていたのだった。
●リセット修正されたら、ドラえもんのはのび太との思い出・記憶を全て消されてしまう事になる。しかし、ドラえもんは不良品である自分がのび太の為になっていないのでは?との想いから、修理を受け入れるのだった。
●ドラえもんの誕生日午前0時直前。リセットされそうになっているドラえもんの元にのび太が駆けつける。やめさせようとするのび太だったが、別れの決断をしたドラえもんの前に、涙ながらに諦めるのび太。涙の2人の別れ。
●2人の絆に気付いた工場長は、ドラえもんのリセットを断念。
●ドラえもんは元のまま、のび太達と共に21世紀に帰っていくのであった。
ざっとこんな感じでした。(多少間違いあるかも?)
久々のほぼ完全オリジナルのお話でしたが、意外に綺麗に?まとまっていましたね。犯人を突き止めるくだりが少々性急&ご都合主義な部分も目立ちましたが、今までのオリジナルに比べたら良かった方では?(設定説明が多いので、子供達が付いてこれたか?は少々心配。) 作画・演出も大きな乱れは無く、未来の街の描写もTV版としてはかなり「力」入っていたと思います。涙の別れのシーンはちと演出過剰?まあ好みの分かれる所でしょうかね。
このお話の「リセット修正されると記憶が消えてしまう」の設定、なんとなく例の同人誌「ドラえもん最終話」を思い起こしたのは僕だけなんでしょうか? パワエモンが子守をしている「総理大臣の息子」ってのが出木杉そっくりだったりしたのも偶然?(例の同人誌では出木杉は将来総理大臣になっている。)
古くからの藤子ファンへのサービスとしては、工場長のアシスタントとして、ロボット「Pマン」(パーマンの悪役科学者・魔土災炎の創ったお手伝いロボット)が登場していた事。ゴンスケもチラッと。
あと、番組最後に流れた「ドラえもん えかきうた(こちらは期間限定)」は、なんと大山のぶ代さん時代のあの歌が復活。これにはかなりビックリしましたね、いろんな意味で。
「新作映画の声優大募集」については、またファンの間で賛否分かれそうな企画。6~15才だから重要なキャラじゃないと思うのですが、果たして?
●情報元リンク
テレビ朝日「ドラえもん」・公式サイト
http://www.tv-asahi.co.jp/doraemon/
オフ会でドラやに行ったとき、工場長でしたっけ?設定資料みたいなのに「高岡」って書かれていて、「これって、F先生の出身地の高岡氏が元ネタですよね?」…とネタにしてましたが、結局本編で名前出ていましたっけ?
ぼくが見た限り出ていなかったような…あれは遊び心としてはよかったので、出してほしかったです。
本編の感想は、書き始めたら長くなるので、省略させていただきます。
テレ朝イベント「ドラや」に展示されていた設定資料集には、「高岡博士」という役名が書かれていましたね。
放映された本編では、「工場長」と呼ばれていて、名前は出てなかったようです。「博士」から「工場長」へと、どこかの段階で変更されたのでしょうかね。(やはり元ネタは先生の故郷高岡市でしょうね)
本編で特に気になった点は、薄情なセワシと、ゲーセン優先のジャイ&スネ夫。のび太よりセワシの方がドラえもんと付き合い長いはずでしょう?
ドラえもんのは1番安いタイムマシーン今はドラえもんの学校時代のライバルのセレブの家のおぼっちやまの子守している名前は忘れたドラミちゃんと同じブランドタイムマシーンの持ち主今はあまり都市伝説にはドラえもんは未来から来たイエスキリストパパママ当時S45年5ー6年生大阪万博の都年はドラえもんは未来から来たイエスキリストと後は未来の道具で助けてくれる頼もしい奴に今はどちらでもないドラえもんの誕生日はいつなの先生もめんどくさくて未来の世界からはるばると元旦正式に掲載きまった時はサンデー時代の時までドラえもんの誕生日は不定期だった