ロイター通信によると、オーストラリアで開催されている国際映画祭「アジア・パシフィック・スクリーン・アワード」で26日、映画「おくりびと」で主演した俳優の本木雅弘さん(43)が最優秀主演男優賞を受賞した。
アジア太平洋地域の優れた映画を表彰するこの映画祭には、43カ国・地域から212作品がエントリー。最優秀作品賞は、オーストラリアの先住民族アボリジニーの集落の悲惨な状況を描いた「サムソンとデリラ」が受賞した。監督賞は、旧日本軍が起こした南京事件を題材にした中国映画「南京!南京!」の陸川監督に贈られた。
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スイスの裁判所、R・ポランスキー監督の保釈承認
[チューリヒ 25日 ロイター] スイス連邦刑事裁判所は25日、32年前の米国での淫行(いんこう)事件にからみ拘束されている映画監督ロマン・ポランスキー氏(76)の保釈申請を承認したと発表した。保釈金は、450万スイスフラン(約3億9000万円)。
保釈の条件は、米国への身柄引渡しに関する決定が出るまで身分証明書類を預けることや、自宅で電子監視を受けることだという。
裁判所は発表で、ポランスキー氏の提示した保釈金の額は、財産の「相当な部分」になると説明。「ほかにも複数の対策を講じることで、逃亡のリスクは回避できる」と述べた。
同監督の義理の妹で仏女優のマティルド・セニエさんは、このニュースに安堵した様子で、ラジオ番組では「(監督が)逃亡すると考えるのは、全くばかげている」と語った。
保釈の前にはスイス政府の承認も必要だが、ビドマーシュルンプフ司法警察相は国営放送で「連邦刑事裁判所の判断には相応の理由があり、異論を唱える理由はない」との考えを示している。
アジア太平洋地域の優れた映画を表彰するこの映画祭には、43カ国・地域から212作品がエントリー。最優秀作品賞は、オーストラリアの先住民族アボリジニーの集落の悲惨な状況を描いた「サムソンとデリラ」が受賞した。監督賞は、旧日本軍が起こした南京事件を題材にした中国映画「南京!南京!」の陸川監督に贈られた。
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スイスの裁判所、R・ポランスキー監督の保釈承認
[チューリヒ 25日 ロイター] スイス連邦刑事裁判所は25日、32年前の米国での淫行(いんこう)事件にからみ拘束されている映画監督ロマン・ポランスキー氏(76)の保釈申請を承認したと発表した。保釈金は、450万スイスフラン(約3億9000万円)。
保釈の条件は、米国への身柄引渡しに関する決定が出るまで身分証明書類を預けることや、自宅で電子監視を受けることだという。
裁判所は発表で、ポランスキー氏の提示した保釈金の額は、財産の「相当な部分」になると説明。「ほかにも複数の対策を講じることで、逃亡のリスクは回避できる」と述べた。
同監督の義理の妹で仏女優のマティルド・セニエさんは、このニュースに安堵した様子で、ラジオ番組では「(監督が)逃亡すると考えるのは、全くばかげている」と語った。
保釈の前にはスイス政府の承認も必要だが、ビドマーシュルンプフ司法警察相は国営放送で「連邦刑事裁判所の判断には相応の理由があり、異論を唱える理由はない」との考えを示している。