『神経を抜いた方がいいかと思います。どうします?』
新しい爽やか歯医者が言う。
「・・・・・・・・・・・・・・・・。」
フリーズするわし。
「・・・・・・・・・・・・・・・・。」
どーいう事?
神経?抜く?わしの神経?抜く?し、しんけい…
「ドンドコドコドコドンドコドコドコドン!」
混乱するアタシの頭の中で、何故かコンガが鳴り響く。
(混乱しているのだろう)
『どうします?』
もいちど爽やか歯医者が言う。
(よく見るとそんなに爽やかじゃなかった)
「じゃ、それで…」
なんの買いもんじゃ、というわしの答え。
(コンガの中から戻って来てないのだろう)
そこからのアタシのヘタレ方は想像におまかせする。
そもそもアタシは医療イメージに弱い。
とことん弱い。
物凄い怖くて気持ちの悪いイメージをふくらませてしまうのだ。
正誤はともかくとして、凄くリアル。
(おそらく間違っていると思われます)
治療中ずっと、その自分の作り上げるイメージと、戦わねばならぬのだ。
もう気持ち悪くて気持ち悪くて、胃液が喉元まで…
くらくらと貧血の気配も襲って来た…
歯医者で失神するわけにはイカン!
頭の中で違うイメージを無理矢理躍動させる。
「ドンドコドコドコドンドコドコドコドン!」
さっきのコンガに乗せて、陽気な相撲ダンサーズを踊らせてみる。
「ドンドコドコドコドンドコドコドコドン!」
いい感じだ。その調子だ。
「ドンドコドコドコドンドコド…コド…ドリュにょるにょるるるぅ…」
「みょるるぅりるり…ガリガリガーリがぁり…」
ダメだ…、何かがわしの歯の奥深くに侵入しているぅ。
うわーーーーん!かみさま~!
(こんな情けない大人に呼ばれるのも迷惑だろう)
気がつくとわしの手は一生懸命コンガ叩くポーズになっていた。
ちょっと恥ずかしいかも。
ドラマーと思われたかしら。。。
あんまり記憶にないですが、医者が言うには、
二本ヤバくて、一本はなんとかギリギリなので、
神経抜くのは思いとどまってみたらしいです。
ゆっくりと神経の中に忍び寄ったらしい。
じわじわそろそろ来てたので痛みがなかったのでしょう、
と言われました。
虫歯に氣を使われたのでしょうか。
「そうですか…」
怖いビジョンを一通り見終わった後のアタシは、
そう答えるのが精一杯。
皆さん。
たまに氣を使う虫歯がいます。
いちど見てもらった方がいいよ。
ぐっすん。
新しい爽やか歯医者が言う。
「・・・・・・・・・・・・・・・・。」
フリーズするわし。
「・・・・・・・・・・・・・・・・。」
どーいう事?
神経?抜く?わしの神経?抜く?し、しんけい…
「ドンドコドコドコドンドコドコドコドン!」
混乱するアタシの頭の中で、何故かコンガが鳴り響く。
(混乱しているのだろう)
『どうします?』
もいちど爽やか歯医者が言う。
(よく見るとそんなに爽やかじゃなかった)
「じゃ、それで…」
なんの買いもんじゃ、というわしの答え。
(コンガの中から戻って来てないのだろう)
そこからのアタシのヘタレ方は想像におまかせする。
そもそもアタシは医療イメージに弱い。
とことん弱い。
物凄い怖くて気持ちの悪いイメージをふくらませてしまうのだ。
正誤はともかくとして、凄くリアル。
(おそらく間違っていると思われます)
治療中ずっと、その自分の作り上げるイメージと、戦わねばならぬのだ。
もう気持ち悪くて気持ち悪くて、胃液が喉元まで…
くらくらと貧血の気配も襲って来た…
歯医者で失神するわけにはイカン!
頭の中で違うイメージを無理矢理躍動させる。
「ドンドコドコドコドンドコドコドコドン!」
さっきのコンガに乗せて、陽気な相撲ダンサーズを踊らせてみる。
「ドンドコドコドコドンドコドコドコドン!」
いい感じだ。その調子だ。
「ドンドコドコドコドンドコド…コド…ドリュにょるにょるるるぅ…」
「みょるるぅりるり…ガリガリガーリがぁり…」
ダメだ…、何かがわしの歯の奥深くに侵入しているぅ。
うわーーーーん!かみさま~!
(こんな情けない大人に呼ばれるのも迷惑だろう)
気がつくとわしの手は一生懸命コンガ叩くポーズになっていた。
ちょっと恥ずかしいかも。
ドラマーと思われたかしら。。。
あんまり記憶にないですが、医者が言うには、
二本ヤバくて、一本はなんとかギリギリなので、
神経抜くのは思いとどまってみたらしいです。
ゆっくりと神経の中に忍び寄ったらしい。
じわじわそろそろ来てたので痛みがなかったのでしょう、
と言われました。
虫歯に氣を使われたのでしょうか。
「そうですか…」
怖いビジョンを一通り見終わった後のアタシは、
そう答えるのが精一杯。
皆さん。
たまに氣を使う虫歯がいます。
いちど見てもらった方がいいよ。
ぐっすん。