ふなっちのたわごと

主に食やその他についてのたわごとです。

プロジェクトX風

2004-12-14 23:11:24 | 柏レイソル
2004年 J1セカンドステージ第15節


新潟では歓喜につつまれた。
大久保嘉人が決勝点を上げ、セレッソが勝利したのだった。


一方レイソルは、
大分で、トリニータ相手に2-2と引き分けた。


この瞬間レイソルが、年間順位最下位に転落し、
J2の3位アビスパと入替戦へ行くことになった。


入替戦まで時間がない。もう1週間もないのだ。


そこでレイソルの中で1人の選手が立ち上がった。


柏レイソルの主将、下平だった。


下平は言った
下平「たった2週間頑張れば、1年間我慢しなくていいんだ」


過去、J昇格で苦しんだ彼の言葉は、選手達に届いた。


チームは初心に帰った。


自主的に居残り練習する選手が増えていった。


そして入替戦が始まった。


第1戦の前半はアビスパの猛攻でレイソルは防戦一方だった。
しかし、後半は思わぬ展開になった。


レイソルの大野が放ったクロスが、
アビスパDFにあたりコースを変え、
アビスパのゴールネットを揺らした。


1点目はラッキーだった。
しかし、大きな大きな1点だった。


その後ロスタイムに追加点を上げ、2-0で終了した。


そして、運命の第2戦。


前半は第1戦同様スコアレスだった。


明神「前半さえしのげればと思った。みんな同じ意識だった」


またしても後半に動いた。
2年前に残留を決めた試合に得点を上げた宇野沢が決めた!


そして、今年マリノスから移籍した波戸が続いた。


ついにタイムアップ。レイソルは残留した。


(ここからプロジェクトXのエンディングが流れているつもりで読んでください)


長かった残留争い。

選手達はこう語る。


波戸「この経験が来年絶対に生かされる」

明神「今シーズンは、ここまで勝てずに、応援してくださる方々につらい思いをさせてしまいました。来年はいい成績をあげたいと思います。応援ありがとうございました。」

玉田「サポーターに凄く申し訳ないと思った。最後は締めくくれてよかったです。」

下平「最後までご心配をおかけしましたが、最後には魂込めたプレーをお見せすることが出来ました。来年以降は、今日のような戦いをしていきたい。これからも柏レイソルをよろしくお願いいたします。」


この試合を最後に、柏レイソルは2004年のシーズンを終える。

そして2005年に向け、新たな戦いがはじまった -

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