ハワイ～（＾＾）

昨日まで、家族旅行に行っていました。
初めてのハワイです。
・・・嘘です、福島のハワイアンズです。

一年中泳げる屋内温水プールに、
フラガールのショーと、
３．１１の震災前から気になってはいたのですが、
震災時の対応の良さと、評判を聞いて、
２．１１の完全復活を機会に
家族で行ってみようということになりました。
三月中は予約が一杯だったので、
４／２から、二泊三日。

新宿まで無料の送迎バスが来てくれるということだったので、
マイカーのないうちには大助かり

バスの集合場所の地図をＨＰからプリントして、
出発の日、早めに家を出たにもかかわらず
集合場所が見つからない

地図には「大型駐車場の中」と書いてあるのに、
当の駐車場の警備員さんだかは、
「新人なので判りませんね～」とか
「ここは都庁を見学する観光バスは入ってきますけど、
他の一般の送迎バスは入ってきませんよ」
と言うので、
地図の場所だと思われる所を、上に行ったり、下に行ったり、
付近に停まっている観光バスに
「これはハワイアンズ行きのバスですか？」と聞いて回り、
なんで送迎バス、無いの～と半べそをかきながら、
探し回りました。

そして、バスの出発時刻を過ぎてしまい、
一旦新宿駅まで戻って、電車で行くしかない・・・と、
件の大型駐車場を突っ切って駅に向かおうとしたら、
向こうから運転手さんらしき人が、
私の名前を呼んでいるではありませんか

「そうです、そうです～」
と走っていきながら、
「地図ではここだと思ったのに、警備員が違うって言うので、
探し回ってたんです～」と言うと、
「他の人たちもそう言ってましたよ～」と運転手さん。

うそつき警備員め～

ちなみにハワイアンズの送迎バスは、
毎日同じ場所から出ているそうです。
知らないってどういうことなの

それにしても、バスの運転手さんは、
お笑いコンビのインパルスの堤下さんにそっくりで、
「え？何かの罰ゲーム？、それとも営業？」とビックリするくらい。

でも、バスの出発時刻を１０分近く過ぎていたのに、
待っててくれて、ありがとう、本当に助かりました。
次にハワイアンズに行くときは、もう迷いません。

その後は道路の渋滞も、トラブルもなく無事ハワイアンズに到着し、
ホテルにチェックインする時に、
フロントのお姉さんに「無事バスに乗れましたか？」と聞かれたので、
バスの集合時間に遅れたのがバレテル・・・とドキリ。

ハワイアンズでは、新しくオープンした
「モノリスタワー」というホテルに泊まったのですが、
ホテルから外に出ることなく、
プールやスパや温泉に行くことが出来て、とても快適でした。
食事も「フレンチ・ポリネシアン」という
珍しいお料理のバイキングで、とても美味しかったし、
デザートが充実していて、毎食食べ過ぎてしまい、また太ったかも

娘は温水プールより、水着のまま入れるスパが気に入ったようで、
チェックアウトする日も「スパに入って帰ろう～」と言い張ったほど。

それも可能ではあったのですが、
ハワイアンズから一歩も出てなかったので、
乗り合いタクシーで、「アクアマリンふくしま」という水族館と、
「いわき・ら・ら・ミュウ」という物産館へ行ってきました。

水族館へ行く途中、小名浜の海岸沿いと、工業地帯を通り、
タクシーの運転手さんの
「震災の津波はこの信号まで来たんだよ」とか
「この辺は昔、海岸で地引網漁をやってたけど、全部埋め立てて、
海の底が浅いから、津波の時には、船がひょいっと打ち上げられて・・・」
などというお話を伺いました。
ハワイアンズ近くの住宅の中にも、
まだ屋根や壁にブルーシートを貼ったままの家が何件かありました。

「アクアマリンふくしま」は
黒潮と親潮を再現した大型水槽の中を回遊する魚群や、
古生代からの化石の展示など、見応えもあり、楽しかったのですが、
レストランのメニューに「くじらカツ」があるのを見つけた娘は、
「くじらを食べてみたい」と大興奮。
私達は子供の頃「くじらの竜田揚げ」とか「くじらベーコン」とか
普通に食べていたので、娘の分だけ買ってあげると、
「くじら、美味しい」と喜んで食べていました。

「いわき・ら・ら・ミュウ」の２Ｆでは
「３．１１震災の写真展」をやっていて、
震災で崩れた道路と約５ヶ月かかって復旧した道路の比較写真や、
避難所の体育館を再現したセットなどもあり、すっかり見入ってしまい、
お土産を買う間も無く、大急ぎで帰りのタクシーへ飛び乗りました。

ハワイアンズから新宿へ帰るバスは、東京に入るときに少し渋滞しましたが、
それほど大きな遅れも無く到着。
無事に帰宅しました。