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自由気ままに   -文武英傑のブログ-

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最近観てきた映画

2025-02-11 20:52:45 | 映画

ここ最近は仕事が少しだけ忙しさが落ち着いてきているかな。

今年に入って映画も観る時間もできて、観てきたのは香港映画の「トワイライト・ウォーリアーズ」と「ゴールドフィンガー巨大金融詐欺事件」

 









「トワイライト・ウォーリアーズ」は2回観た。自宅から近い映画館で公開していて1週間後には1日の上映回数が1回のみになってしまって、これはすぐに上映終了するのか・・・と思いつつ、お客さんも午前中だったせいかまばらだった。でもいざ見てみたらまあ面白い。80年代の香港や香港映画が好きなら観ておいて損はない。

2回目に観に行ったときは日曜日なのと口コミのおかげか結構お客さんが入ってた。

出演している俳優のことをもっと知りたくて、パンフも買った。




 

あの俳優は過去のこの作品に出ていた人だったんだーなどと発見。

 銀座の香港料理のレストラン喜記で「トワイライト・ウォーリアーズ」のコラボメニューが期間限定でありまして、劇中に出てくる叉焼飯をメインとした叉焼飯セットを食べてきました。







叉焼飯は美味しかった。タピオカのデザートは自分にはちょっと甘すぎたかな😅


ここ10年くらいの香港映画は返還前に比べて、製作している映画の数はグーンと減ったりして勢いが落ちたようだったが、「トワイライト・ウォーリアーズ」も本国でヒットしたようだし、「ラスト・ダンス」という映画と「誤判」という映画が香港でヒットしているらしくに日本でも公開されたらいいな。香港映画がまた盛り上がるといいな。

 


あとチャン・イーモウの監督作品が去年末からリバイバル上映されてて、「菊豆」と「紅夢」を観てきた。





「紅夢」は30年くらい前に深夜放送でやってたのをたまたま観てしまい、もう一度観たいと思ってた。内容は飽きさせないがドロドロした映画だなと思っていて、久しぶりに観て「あー、女の嫉妬はコワい」と・・・

「菊豆」も復讐劇でドロドロしてますな。でもチャン・イーモウの映画は色彩がいいと思うし、ストーリーも飽きさせないので好きなほうですね。


ロミー・シュナイダー傑作選2024

2024-11-19 21:07:30 | 映画
少し前になるが、ロミー・シュナイダー傑作選2024に行ってきた。





プリンセス・シシー、最も重要なものは愛、デス・ウォッチの3作品








ロミーについては波瀾万丈な女優人生で若くして亡くなった女優であることは30年くらい前から知ってはいたが、彼女の出演作を見ることは全くなくて、今年の春に日本で初めて劇場公開された「ラ・カリファ」が初めて見る作品だった。
またロミーの作品が劇場で上映されるので、傑作選の3作品をすべて見たいと思った。

今回のロミーの傑作選で一番好きなのはプリンセス・シシー。やっぱりプリンセス・シシーが他の作品よりも客入りがよくて、人気作だと思った。
自分は世界史は苦手だったのでこういう作品を見る前にオーストリアのエリザベート皇后について、Wikiを読んでから観ることにした。この映画は史実とは異なる所もあるようだが、娯楽性の高い楽しめる作品だった。
当時17歳のロミーがお転婆娘を演じていて、少女時代に元気溌剌と演じていたんだなとしみじみ思った。
プリンセス•シシーの続編、「エリザベート2 若き皇后」と「エリザベート3 運命の歳月」は劇場公開されておらず、DVDの発売のみらしいので、今度は続編2作品の劇場公開を期待したいな。

ポリス・ストーリー 香港国際警察 4K

2024-05-14 20:30:00 | 映画
ポリス・ストーリー 香港国際警察 4Kを観てきた。




ジャッキー・チェンの映画は好きでよく観ているが、映画館ではほとんど見たことがない。昔はテレビでよく放送していたから、映画館には見に行ってなかったなと今更気づいた。
ポリス・ストーリーを観たのはかなり前なので、今回見に行って忘れていたシーンもかなりあった。
やっぱり映画自体は内容は飽きさせず、アクションシーンに見入ってしまうのは言うまでもない。
4Kなので、昔の香港映画のよくない画質も良くなっていて、映画館に見に行って良かったなと思う。

入場のときにもらったポストカード。


このジャッキー・チェン[4K]映画祭は他に「サイクロンZ」と「奇蹟」の上映だが、個人的にはプロジェクトAやポリス・ストーリー2もやってほしかったなー。
5月末に公開される「ライド・オン」を楽しみにしてますよ。




エンニオ・モリコーネ特選上映

2024-05-04 19:28:00 | 映画

自分は映画のサントラをよく聴くが、モリコーネの音楽は大好きでよく聴いている。映画音楽の作曲家といえば彼の名を上げる人は多いと思うし、世界中にファンがいるだろう。 


エンニオ・モリコーネ特選上映として「死刑台のメロディ」と「ラ・カリファ」が4月19日から上映されており、まずは「ラ・カリファ」を観てきた。







 

こちらの映画は日本では50年以上劇場未公開作品で、私は知らなかったが80年代に放送されたNHKの「ルーブル美術館」でこの映画のサントラが使われたり、フィギュアスケートでこのサントラを使用されたりとサントラが徐々に有名になっていき、映画は観たことないがサントラのCDは日本でも発売されているので、この美しいオーボエの音色が独り歩きしていた感があった。

その期待を込めて映画を鑑賞したが、亡き夫の遺志をついでストライキのリーダーとなった女性(ロミー・シュナイダー)が、かつての仲間であった工場長(ウーゴ・トニャッツィ)と対立しながらも次第に恋に落ちるという内容だが、敵対しているのに惹かれあうというのが理解に苦しむし、惹かれあうならその心情の描写が丁寧ではないように感じた。

パンフに書いてあったがこの映画の監督のアルベルト・べヴィラックァは「ラ・カリファ」の原作者で自ら映画監督を務めた初の作品とのことだが、映画のプロでない人が監督をしたので、その映画の作り方に納得した。

この映画は美しいロミー・シュナイダーとモリコーネの音楽を堪能する映画だと感じた。

 

そして別の日に「死刑台のメロディ」も鑑賞。

サッコとヴァンゼッテイ事件という実際の冤罪事件の話だが、1920年代のアメリカには共産主義の排除や移民への偏見が背景にあったとはいえ、やるせない事件だ。

ラストの電気椅子に座る前のヴァンゼッテイの言葉が身に沁みた。メモることができたらメモりたいくらいだった。

ジョーン・バエズが歌うオープニングの「La Ballata di Sacco e Vanzetti」とエンディングの「Here's to you」が耳に残ります。

「Here's to you」は歌いたい気分(もちろん声には出して歌っていない)だった。

この映画が劇場で公開される少し前からSpotifyで「La Ballata di Sacco e Vanzetti」と「Here's to you」と「La Califa」をよく聴いてます。モリコーネの音楽は素晴らしい!