30代の頃は、40代で何者かになっていたいという焦りのようながむしゃらさのようなものがあって、正確にはそこまで自分で意識していないつもりだったけど、気が付けば頑張りすぎていっぱいいっぱいになってしまう事もあった。
40代になった今、まだ自分の思う”何者か”にはなっていない気がするけど、もう自分で自分を追い込む必要はないと思える。基本的には楽しく働きたいし、楽しく暮らしたい。楽しく”何者か”を目指したい。
夫は心配しているけど、私は何となく大丈夫な気がしていて、もう昔みたいにヘトヘトになる働き方はしない。腹八分目くらいにセーブして、あまりのめり込みすぎないように。いつも余白を作っておきたい。それがきっといいバランスとなるはず。
コロナという大きな出来事があって時代は変わった。これからは踊るように飄々と、音に身を委ねるように力を抜いて、私らしく生きていく。そんなことを考える春。
BGMはMarvin GayeのSexual Healingだな。