【秩父旅日記②】珈琲道 ぢろばた

教えたくない、超オススメ喫茶店があります。

秩父神社から真っ直ぐ、商店街を歩き、丁度パチ屋とベルクの手前を右に入る
まさしく路地端にそのお店はあります。

【珈琲道　ぢろばた】

なんとなく宮崎アニメに出てきそうな古い民家な小さな喫茶店です。

私は地元の方から教えてもらい、10年前程から時折通っていますが、
雰囲気は全く変わらず。

路地を歩くと、ほんのり珈琲の香りが漂ってきて、
また来れた喜びが沸いてくるほどです。

木製のドアをガチャっと（きしむ感じがまた味がありますね）開けると、
珈琲の香りと木の香りが重なる落ち着いた雰囲気の店内が現れます。

お店の奥からは、マスターのチョイスの音楽が低めの音量でかかっています。

一つとして同じ形が無い照明がボンヤリとオレンジの光を照らしていて
また同じ形のテーブルが無いのでは？という席が３・４ある感じで、
１０人入ったら一杯になってしまいそうな店内。

マスターが珈琲を入れている時は、もちろん水も出てこないので、
座ってメニューを見て待っていることにします。

以前に「自分で淹れる珈琲」を試したのですが
（目の前で自分でミルを挽いて、マスターに手ほどき頂いて淹れることができます）
まぁ、これが珈琲豆に申し訳ない位下手だったので、
今回はちゃんとマスターに淹れていただく事にしました。

オススメは「じろばたブレンド」ですが、そのほかにも「クラシック」「深煎り」等あります。

今回は「深煎り」をお願いしました。

そうそう、こちらのお店は　お菓子など持込自由　です。

珈琲を淹れていると他の事に手が回らないので、お菓子とかケーキは無いのです。
珈琲道を極めたマスターのお店ならでは。

珈琲はマスターが一杯一杯を時間を掛けて淹れていただけるので
出てくるまで少々待つことになります。

そんな時は近くの珈琲の本を読んだり、音楽を聴いたり、
音楽がかかっていないときは、壁にかかっている時計のコツコツという音に耳を傾けたりして、
久々ののんびりした時間に浴するのが最高です。

さて珈琲が出てきました。

香りはモチロンなのですが、深みのある色合いでさすが深煎りです。
でもスッとはいってきます。苦味は多少ありますが表現としては濃いという感じ。
酸味は少なく、本当に焙煎具合も素晴らしいと感動します。

超一流の珈琲です！

でも、、、

まだマスターは最高のブレンドには到達していないと言います。

すごすぎ！


マスターは手が空くと、会話にも入っていただける気さくな方です。

珈琲一杯ですが、毎回来ると本当に癒されます。

また会いに来ます！と帰り際に思う別れでした～♪




珈琲道ぢろばた　【秩父市東町９－１４】
西武秩父駅下車、徒歩５～１０分ぐらい
昼１２：００～８：００（土・日・祝は、昼１：００～）
木曜・定休日