キリスト教徒ではない日本人には全くピンとこないPasqua(復活祭)をこの日曜に控え(ちなみに日曜日から夏時間)今日あたりから、学校はお休み、いろいろなことが機能しなくなっている(普段から大して機能しているとは思わないけど)イタリアです。
その中でも宗教的には今日Giovedi Santo(聖木曜日)からPasqua当日までが一番重要・・・らしい。
私はキリスト教徒ではないので詳しくは・・・
ちなみにこのGiovedi Santoはキリストが弟子たちと最後の夕食をしたという”最後の晩餐”の日。
明日はVenerdi Santo(聖金曜日)でキリスト受難の日。
明日は新しい法王がコロッセオに出現る(すみません、いい日本語が思い浮かばなかった)via Crucisが行われるし、Firenze近郊Grassinaではキリスト受難を再現したパレードが行われる。
これ、一度見に行きたいんだけど、何せ足がない!?(21時から始まり終わるのは12時ごろだとか、Firenzeからそんなに遠くはないんですけどね)
誰か連れてって~!!
さて、昨年友人のイタリア人から「Giovedi santoの日は教会内が花で飾られてとてもきれい」と聞いていた。
その時「信者じゃなくても入れるの?」と確認したら「当たり前よ」と言われた。
昨年は調度予定が合わずせっかくこの友人が誘ってくれたのにいけなかった。
で、今年は・・・すっかり忘れていた。
実はこの張り紙を見るまで今日がGiovedi Santoだって知らなかったのよねぇ。(信者じゃないもので)
たまたまパンを買いに行ったら
Giovedi SantoはPan di ramerinoだって書いてあったので、お店の人に
「Giovedi SantoにPan di ramerino食べるものなの?」
と聞くと「そう」とあっさり。
Pan di ramerinoはここでも何度か紹介したと思うけど、フィレンツェ特有のパン。
ramerinoはトスカーナ方言でローズマリーのことで、ぶどうパンにローズマリーを混ぜたパン、と言えば食べたことのない人でも想像付くでしょう。
私、密かにこのパンのおいしいところも探し歩いております。
これ
ここのはちょっと甘いかな。
何でも中世の頃から有るパンで昔はGiovedi Santoの日だけ売られていたそうです。
今は大抵フィレンツェのパン屋さんにおいてあります。
こういう伝統大すき~!!
はいはい、いつも食べることばかりですよ。
でもこういう歴史ならみんな面白いでしょう?
で、この張り紙を見たときからず~と何か頭に引っかかっていた。
しかし、Giovedi SantoだったかVenerdi Santoだか確信がなかったのよね。
でも結局なんとなく木曜だった気がして、外れなら外れでもいいやってことで、出かけてみた。
そうしたら・・・ビンゴ!
やっぱり教会に入っていく人がいる。
こちらはSan Lorenzo
ちなみに今日は木曜日、花の市場が出る日で、そこに
こんな感じでアジサイが出ていたので、「ん?この時期アジサイ?」と思っていたんだけど、これも何かGiovedi Santoとかかわりがあるみたい。
ちょっと探してみたけど、理由は見つからなかったので、何か知っている人がいたら教えて下さい。
普段とは全然違った雰囲気。
San Lorenzo教会側から。ミケランジェロの作品のあるSacrestia Nuova(新聖具室)に入れた。
ここ普段は有料だからそれだけでもラッキー
その後多分こちらも開いているだろうということで向かったのは
Duomoです。
こちらは厳粛な感じだったので、そそくさと退散してきました。
天気が良くないのが残念ですが、Pasquaに向けてまたいろいろご紹介しますねぇ。
食べること?もちろんそちらも・・・
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『ぶどうぱん』って書いてありました(^^ゞ
まず最初にこっちを見るべきですね(笑)!
時差有りますからねぇ。(^^)
写真同じで申し訳ないですが、大抵詳細はこちらに載せています。