この8月は、一歩でも外に出ると溶けてしまいそうな暑さで、私は人生でこれほど見たことはないくらい高校野球をPCの陰から覗いていました。
勿論一押しは地元横浜高校でしたが、横浜高校を破った金足農業、すごかったですね。
いや~やっぱり高校野球は青春です。
さて、そんなこんなでほとんど家から出なかったのですが、そろそろ夏休みも終わるし、「夏休みで混んでいるから」と避けていた展覧会の会期も終わりに近づいているので、今週は重い腰を上げ、出かけることにしました。
その第一弾は「シンプルの正体 ディック・ブルーナのデザイン展」です。
昨年2月残念ながら亡くなってしまったディック・ブルーナの展覧会を横浜赤レンガ倉庫1号館で開催しています。
こんなところに展覧会をやるスペースがあったのか?という感じの場所でした。
ちらしには「200冊を超えるペーパーバック、約40点のデザイン原画やスケッチ、ミッフィーやポリスなどの絵本原画約30点にポスターの複製を加えた約500点を展示」と有ったので、結構期待して行ったのですが、思ったよりも原画が少なくちょっとがっかりでした。
唯一嬉しかったのは、未発表の作品で多分本人が死んだ後に世に送り出す予定だったと思われる「くまくんが死んだ」を日本語で読む事が出来たこと。
これ、市販未定らしいんですけど、なぜ?あ~出版してほしい。
それとこのポスターのモデルにもなっている「ブラックベア」の目が赤い理由が、本の読み過ぎと知ったのは、最大の発見でした。
ブルーナの作品は写真撮影厳禁でしたが、最後にブルーナに多大な影響を受けた日本のデザイン界で活躍する気鋭の4組が「シンプルの明日」というテーマで制作した作品が展示されていました。(こちらは撮影可)
暑さがちょっと引くかな?雪の中のミッフィーはアートディレクターの中村至男氏の「SNOW」
優秀なグラフィックデザインに贈られる「第20回亀倉雄策賞」を受賞したのを記念して制作された、ミッフィーをモチーフにした新作なんだそうです。
他にも、こんなところにもミッフィー(中村至男)
耳だけで誰だかわかる(笑)
こちらはミントデザインズの作品。
服の柄がミッフィーのばってん口でした。
あ~ユトレヒト行きたい!!
遠くにマリンタワーが見えていました。
そして大桟橋にはでっかいクルーズ船ダイアモンド・プリンセスが寄港中でした。
シンプルの正体 ディック・ブルーナのデザイン展
9月3日(月)まで横浜赤レンガ倉庫一号館で開催
回顧展のファイナルです。
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