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☆からだ・ココロのセラピストを目指しています☆

『ガラクタ捨てれば自分が見える』 カレン・キングストン 

2009-10-14 13:58:27 | 愛しいお気に入り

同僚Sさんいわく、「この本は、一生、私に影響すると思う!」私もそう思います!

 

ある人が、どんな人生を送っているかは、住んでいる家と空間、環境に反映しています。

不要なものが溜まった場所には、どんよりとした、不快な気が漂い、“気”がスムーズに流れるのを妨げるだけでなく、そこに住む人の“人生”まで停滞させます。

整理整頓をすると、気が流れ始め、人生の停滞から抜け出します。

ガラクタのない、きれいな心地よい空間は、

「おーい、私は、人生が素敵な展開をしていく準備が整っていますよ」

という、神様へのメッセージでもあるから!効果絶大です!身体に感じられるはずです!

 

一生役に立つ、ガラクタの定義。

ガラクタとは:

1)あなたが使わないもの、好きではないもの

あなたが好きなもの、使うもの、愛用しているものは、そのまわりに強い快適なエネルギーを振りまいています。あなたが目的意識をはっきり持ち、これらのエネルギーを放出するものに囲まれていたら、人生は自然に良い方向へと展開していくでしょう。

それとは逆に、無視されてきたもの、忘れ去られているもの、いらないもの、好きではないもの、使わないものは家の中のエネルギーを滞らせて、あなたの人生そのものもあまり進展がなくなっていくのです。

家の中が好きなもの、よく利用されるもので満ちていると、あなたの人生に力強いサポート養分を与えてくれるのです。

その一方で、「ガラクタ」は、あなたのエネルギーレベルを落とし、長く溜めこむほど影響は大きくなっていきます。

人生にあまり意味のないもの、重要ではないものを処分することによって、あなたは、身体も、心も、そして魂も軽くなることでしょう。

2)整理されていない、乱雑なもの

ここでいう「ガラクタ」とは、置き場所の定まらないものか、あるべき場所に置かれていないために混乱状態になっているもののことです。それらは、必要なときには見つからず、偶然行きあった時に姿を現します。それはある日届いて部屋の隅に置き去りにされた手紙だったり、どこからか現れて整理が出来ないうちに山積みとなった書類だったりします。また衝動買いの結果でもあります。家に持ち帰ってきて「とりあえずここに置いておこう」と思い、そのまま放置。時には何ヶ月も、何十年もしっくりこない場所に置き去りにされ、あなたはそれを見るたびに心のどこかで何とかしなきゃ、と思うのです。

ものがどこにしまってあるか(家の鍵など)把握している方が、人生はスムーズに進みます。

片づけすぎている、まるで味もそっけもない家はエネルギーが貧弱で、ゴミ溜めのような家と同じくらい問題があります。ですがあなたの家はあなたの内面をそのまま現したようなものですから、部屋がゴチャゴチャしているのは、あなたの精神もゴチャゴチャしているということ。外側を整理していくことで、あなたの内面もきちんと整理されていくのです。

3)狭いスペースに無理に押し込まれたもの

住むスペースにものを押しこめば押しこむほどエネルギーの流れは悪くなり、何かを達成することは難しくなります。

この(手狭な)スペースにこの(溢れるほど多くの)荷物という状態になると、あなたの家は息苦しくなり、呼吸は浅くなっていきますそして、結果的に人生で成し遂げようとすることにも、限界を感じてくるのです。

4)未完成のもの、すべて

未完成なものはすべて、あなたの肉体、精神、心、魂の「ガラクタ」となって積もるものです。家の中で半端にしておいたものは、人生の中で半端にしておいたものであり、それによってあなたはどんどんエネルギーを吸い取られていきます。

壊れた引き出し、付け替えの必要な部品、水漏れする蛇口など小さな修理、そして家の模様替え、ジャングル化した庭の手入れなどの大きな仕事もあるでしょう。

取れたボタン、かけなければならない電話、清算しなければならない人間関係など、これらのほぐれを放っておいては、人生の前進の妨げになるでしょう。

未完成の仕事を片づけると、どれほど新たにバイタリティが湧き出てくるか、きっと驚くことと思います。

 

 「ガラクタ」の与える影響。

私は、初めて読んだとき、衝撃を受けました。19)まで読むまでに、そうじ・整理整頓万歳二度と身のまわりを乱雑にするまいと決意したものです。

 

1)持っていると、疲労感を覚え、無気力になる

「ガラクタ」に囲まれている人は、片づけるエネルギーはとてもないと言います。彼らは、常に疲労感に悩まされているのです。

実際のところ、「ガラクタ」のまわりで滞ったエネルギーは人に疲労感を与え、無気力にするという影響があります。

2)過去の呪縛を溜めこむこと

人生に新しいものが入りこむ隙間がないということです。あなたの心は過去のことに捉われがちで、昔からの悩みを何度も蒸し返します。要らないものを一掃すると、前に進むために抱える問題と正面から向き合う気力が生まれてくるのです。

3)体の働きも滞らせる

いらないものをたくさん溜めこむと、家にエネルギーが滞るだけではなく、体の働きも滞ります。

4)あなたの体重にも影響を与える

家に「ガラクタ」を溜めこむ人は、往々にして肥満気味であるというのは、私がこれまでの経験で気づいた興味深い事実です。これはおそらく「ガラクタ」も、体の脂肪も自己防衛の手段であるからなのでしょう。体の脂肪の層を溜め、「ガラクタ」を溜めこむことによって、人は人生の試練が与える精神的なショックを和らげようとしているのです。

不要なもので身のまわりを固めることにより、どんな出来事からもあまり決定的なダメージを受けていないという幻想を抱いているのでしょう。

5)混乱のもとになる

まわりが「ガラクタ」で囲まれていると、あなたの人生がどのような状態なのか明確に把握することが難しくなります。身辺をきれいにすると風邪をひくことも少なくなり、判断力もより明晰になります。

6)人々の対応にも影響を与える

世間の人は、あなたが自分を扱うようにあなたを扱います。あなたが自分の価値を認めて、自分を大切にしていれば、人もあなたを大切にしてくれるでしょう。

もしあなたが自分をほったらかして身のまわりをゴミだらけにしていると、まわりはあなたを不当に扱う人々が集まってきます。

潜在的に、それが自分にふさわしいのだと思ってしまっているのです。

「ガラクタ」を溜めこんでいるだけではなく整理整頓が悪いと、友人達はたとえあなたが好きでも尊敬の念を抱いてはくれません。

整理が悪いためにいつも物事を延期したり、約束を守らなかったりしていたら、なおさらです。家の中を整理すると、自然に人間関係も向上していくのです。

7)何事も延期しがちになる

「ガラクタ」をたくさん溜め込めこむと、あなたはすべてのことを明日に延期するようになっていきます。「ガラクタ」の鬱積したエネルギーが、あなたを怠け者にするのです。

クリアリングを行ったあとのあなたは、自分でも驚くほど精力的になり、長年延期してきたことに取りかかりたくなるでしょう。人々は、突然草花の植え替えを行ったり、社会人向けの講習を受けたり、旅行に出かけたりし始めるのです。

8)不調和(言い争いなど)がおきる

「ガラクタ」は家族間、ルームメイト、同僚の間で論争が起こる最大の原因です。

9)自分を恥じるようになる

あなたはおそらく家があまりにも乱雑になっている友人を家に招くことすらできず、誰かが突然遊びに来たらパニックに陥るでしょう。「ガラクタ」と一緒に孤独な人生を過ごすことも出来ますが、気持ちの良い大掃除を行って、社会との交流を再開した方が楽しいとは思いませんか?

10)人生の展開が遅くなる

欲しいものを手に入れる/したいことをする機会が、なかなかやってこない。人生が停滞する。

11)気分が鬱になる

「ガラクタ」の鬱積したエネルギーは、あなたのエネルギーを奪い取って落ち込ませることもあります。

実際の話、うつ状態になった人で身辺に「ガラクタ」が積み重なっていない人物にはまだ会ったことがありません。不要なものが溜まるにつれて無力感はひどくなりますが、それを処理すれば新しいエネルギーが入ってきてかなりのところまで回復するのです。

もしあなたの落ち込み状態が激しくて整理を始めることなど考えることも出来なければ、せめて床の上に落ちているものを拾いましょう。うつ状態の人たちは、低い場所にものを溜めこむことが多いのです。

12)超過荷物になる(やりすぎ、無駄が多くなる)

精神的にも、超過荷物を抱えるようになります。どうでもいいことに気をもむ、必要以上に物事をドラマチックにしたり、想像をふくらませて悲しんだりしてはいませんか。物質的に軽くすることで心も軽くなり、人生はもっと楽しくなるのです。

13)感性が鈍り、人生の楽しみを味わうことができなくなる

「ガラクタ」は音をブロックし、環境を悪くすると同時に、人生を楽しむ感性を鈍らせますいつも同じ場所パターンにはまった生活を、毎日毎日繰り返すようになってしまうのです。

「ガラクタ」を片づけると、新たなインスピレーションが生活の中に舞い込むようになります。

14)余分な掃除を強いられる(時間)

「ガラクタ」がたくさんある家では、それを処分する必要があるだけではなく、掃除をするのに倍も時間を取られます。ものが溜まれば溜まるほど埃が積もり、エネルギーを滞らせ、ますます掃除をしたくなくなっていきます。

あなたが「ガラクタ」を処分して、掃除の時間が半分になったら、その分の時間をどれだけ有効に使えるか、ちょっと想像をしてみてください!

15)整理整頓が悪くなる(落ちこぼれであるかのような気分になる)

探し物がなかなかみつからない、ということは、生活管理ができていないということ、人生についても、うまくマネジメントできてない、という表れ。

16)健康に悪く、火事の危険性を招く

非衛生的。ここまでいくと、最悪です。

17)好ましくない信号を発する

あなたのガラクタは、どのような信号を発しているのでしょう?家の装飾、飾る絵、写真など身のまわりのものは様々な信号を発するので、注意して選ばなければならないと風水は教えています。

あなたが独身でパートナーを探しているのなら、単体の装飾品や一人で写っている写真を飾るのはやめて、対の装飾品、あるいはペアで写っている写真などを飾ってください。

18)お金がかかる

平均して、家のスペースには、47%ものガラクタがある、というデータが!

単純に、家賃の47%をガラクタ保管のために支払っているという計算です。

 「ガラクタ」を溜めこむことは、無駄遣いのもとになります。これらのものを買うときに使う時間とお金、そして家に帰って来た時にそれを置く場所を探す時間。

さらに、それらを保存するためにものを買う場合もあります。保管用のボックス、棚、洋服ダンス、引き出し、書類用キャビネット、トランク、さらに極端な場合は家の改装、庭に建てる物置、屋根裏の床張り、あるいは2つ目の物置を作るなど。

あなたは、多くの時間、費用、エネルギーをかたむけてほとんど使わないものを買い、理由もないのにそれらを良い状態で保存する努力をし続けているのです!

19)大切なことに頭がいかなくなる

所持品のすべてはあなたに世話を要求し、「ガラクタ」が増えれば増えるほど、あなたは重要でないことにエネルギーをとられます。すべてのものには手間がかかるのです。

要らないものを処分すれば、もののお手入れなどに時間を使うかわりに、本当に大切なことを処理することに頭がいくようになります。

 

このあと、人はなぜ「ガラクタ」を溜めるのかも、面白いです。

なぜ必要でもないものを溜めこむ気になったのか、潜在意識とのかかわりなど論じながら例を挙げていきます。

「いざというときのため」、自己存在価値という執着、社会的地位という見得、安心感、縄張り意識というエゴ、遺伝する「ガラクタ」を溜める習慣、多いほど良いという信仰、「ケチ精神」感情を抑えるためにものを溜めこむ、強迫観念

 

このあと、10章も割いて、詳細にあらゆる「ガラクタ」と処分方法を述べています。

 

 

そして、なんと

自分自身のクリアリングまで突入!

第18章 体をきれいにする (腸、エクササイズ、便秘と下痢、寄生虫の排除、腎臓、肺、リンパ腺、肌)

第19章 心をきれいにする (心配するのをやめる、批判したり、決めつけたりしない、ゴシップをやめる、嘆いたり、愚痴ったりしない、心の中で会話をしない、先延ばしにしない、コミュニケーションをクリアにするetc)

第20章 感情をきれいにする (怒り、不平不満、不要な友人関係を整理する、古い人間関係から脱出する、心の鎧を取り除く)

第21章 魂をきれいにする

 

『がらくた捨てれば自分が見える』 カレン・キングストン

最後の最後まで、ものすごく面白いです。


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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すごくよかったです (S)
2014-03-30 00:19:07
このブログ。明日から片付けます。
返信する
なるほど納得です。 (youko)
2016-03-18 21:02:06
いますぐにでもがらくた・・・つかってにものを処分ですネ。
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